フェラーリ、スペインで答えを探し求める
フェラーリのシャルル・ルクレールとカルロス・サインツは、スペイングランプリの予選パフォーマンスに驚きと失望を表明し、ポールポジション争いに加われなかったことを悔やんだ。
FP3で1番手と3番手につけていたルクレールとサインツは、予選で5位と6位に甘んじ、マクラーレンのランド・ノリス、レッドブルのマックス・フェルスタッペン、そしてメルセデスのドライバーたちに及ばなかった。
セッションの評価を始めたルクレールは次のように述べた。「正直、かなり苦戦した。パフォーマンスに関しては、僕の中で二つの感情が交錯している」
「一方では…昨日から今日にかけて、マシンのセットアップに関して本当に良い仕事をした。昨日はマシンの感触が非常に悪かったので、僕の側で完全にマシンを変更し、今日は感触が戻った」
「しかし、もう一方では、今日のパフォーマンスに非常に失望している。なぜなら、パフォーマンスが出ておらず、我々が望むポールポジションからあまりにも遠いところにいるからだ」
「チームにとっては良い日ではないが、明日はレースだ。ポイントを最大限に獲得しようと努め、週末が終わったらすぐに、なぜ我々が予想していたよりもポールから遠くにいたのか理解しようと努めたい」
Q3でルクレールよりわずか0.005秒後れを取ったサインツも、彼を応援する何千人ものファンの前で全力を尽くした後、同様の感想を述べた。
「良くなかった」と彼は答えた。「明らかに失望している。強いフリープラクティスセッションがあり、ポールポジション争いに加われると期待していた。Q2で、レッドブルとマクラーレンが本気を出した途端、我々にはペースがなかった」
「3位だったら皆が喜んだだろう。しかし現実は違う。大きなラップタイムの差があった」
日曜日の66周レースで何が可能かと尋ねられ、サインツは次のように付け加えた。「良いスタートを切り、より良いポジションに付くことを確実にする必要がある」
「バルセロナで6番手からスタートすると、表彰台は非常に難しいことは明らかだ。しかし、観客の声援と、今のところ非常に堅実な週末を過ごしていると思うので、挑戦することはできると思う」
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