【アメリカGP FP1】フェラーリがワンツー

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数週間の休暇を経て、F1が再開する!シリーズ第19戦となるアメリカGPは、テキサス州オースティンで開催される。スプリント週末のため、フリープラクティスは1回のみだ。

メルセデスにとって困難なFP1

フリープラクティスがわずか1時間しかないため、ドライバーたちはすぐにコースに出て、マシンに慣れ直す作業を始めた。多くのチームがF1マシンに改良を加えてオースティンに到着。現在、コンストラクターズランキングをリードしているマクラーレンが今回の目標となるチームだ。

コースに出たほとんどのドライバーがハードタイヤを装着した。今週末の20人のドライバーの中で、1人が復帰を果たしている。それはVisa Cash App RBのリアム・ローソンだ。ローソンは、レッドブルグループから解雇されたダニエル・リカルドの後を引き継いだ。

最初にミスを犯したのはピエール・ガスリーで、1コーナーでマシンのコントロールを失った。ガスリーは、ブレーキを踏んだ瞬間にマシンを失ったと述べている。最初の基準タイムは、チャンピオンシップリーダーのマックス・フェルスタッペンによって設定された。フェルスタッペンは1分35秒538のタイムで、シャルル・ルクレール(+0.013秒)とカルロス・サインツ(+0.271秒)を上回った。

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週末最初の大きなヒヤリとする場面は、ルイス・ハミルトンによるものだった。彼は第1セクターの高速コーナーで大きなスリップを経験した。メルセデスのチームメイトであるジョージ・ラッセルも、同じ場所でマシンを失いかけたとエンジニアに報告している。

走行開始から20分後、シャルル・ルクレール(1分34秒966)とカルロス・サインツのフェラーリがトップに立ち、その後にメルセデスのラッセル、レッドブルのフェルスタッペン、マクラーレンのランド・ノリスが続いた。復帰したローソンは12番手で、チームメイトの角田裕毅から0.4秒遅れだった。

ペレス、依然としてフェルスタッペンに遅れを取る

セッション半ばでは、トップ5に変化はなく、ドライバーとチームは長距離走行のシミュレーションに集中していた。

“トップチーム”のドライバーとして初めてソフトタイヤに交換したフェルスタッペンは、タイムを1分33秒855まで縮めた。しかし、フェルスタッペンは、アタックラップを開始した時点でタイヤが冷えすぎていたとエンジニアに報告している。同じタイヤを装着したセルジオ・ペレスは、チームメイトから0.8秒遅れていた。低速コーナーでのマシンの挙動に不満を漏らしていたペレスは、2回目の試みでも0.7秒差までしか縮められなかった。

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大幅に再舗装されたトラック(主に凹凸を最小限に抑えるため)で、ドライバーたちはしばしばアンダーステアに悩まされた。

アメリカGPのFP1トップはサインツ

セッション終了10分前にバトルが白熱し、ドライバーたちはソフトタイヤを装着した。サインツは、フェルスタッペンのタイムを0.2秒以上更新。

ピットレーン入口の最適化を練習していたオスカー・ピアストリは、入口の壁に衝突しそうになっていた。ピアストリにとってはヒヤリとする瞬間だったが、エンジニアからマシンを救出したことを称賛された。

ソフトタイヤでの2周目で、シャルル・ルクレールが2番手(+0.021秒)に食い込んだ。フェルスタッペン、ノリス、ピアストリがそれに続いた。

フェラーリは数週間の休暇期間を経て好調な復帰を果たし、マクラーレンはまだ適切なリズムを見つけられておらず、メルセデスはグリップを見つけるのに苦労し、そしてフェルスタッペンが一人でレッドブルを支えている。

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