ジョージ・ラッセル「アロンソのアプローチの仕方に影響を受けた」

メルセデスのジョージ・ラッセルは、2度のワールドチャンピオンに輝いたフェルナンド・アロンソに影響された “小さなメンタリティーの変化 “が、F1のサマーブレイク以来、より良いレベルのパフォーマンスをするのに役立っていると考えている。

厳しいシーズンスタートを切ったメルセデスだが、レースを重ねるにつれて競争力を増しているように見える。現在、コンストラクターズ選手権では326ポイントを獲得して2位につけており、3位のフェラーリに28ポイントの差をつけている。


ドライバーズランキングではルイス・ハミルトンが3位をキープし、チーム内バトルを制しているが、ラッセルは最近のレースウィークで自分自身のペースが「本当に強くなっている」と感じているようだ。
カタールGPでは1周目にハミルトンと接触して順位を下げたものの、4位でフィニッシュした。ラッセルはシンガポールGPでも優勝争いに加わっていたが、最終ラップのミスでクラッシュ、リタイアに終わっている。
F1のポッドキャスト『Beyond The Grid(ビヨンド・ザ・グリッド)』でラッセルはトム・クラークソンにF1のサマーブレイクから戻って以来、何が変わったかを質問され、今はより瞬間を楽しむようにしていると話した。

「エンジニアたちとの仕事の進め方、マシンのセットアップに集中すること、そして人生をもう少し楽しむこと。」
「フェルナンドのポッドキャストを聴いたんだけど、そこで彼は、自分のキャリアの中で何かひとつ変えられるとしたら、若いときにもっとその瞬間を楽しんでいたかったと語っていたんだ。」

「僕はここで自分の夢を生きている。そして自分は真のプロフェッショナルだと感じている。細かいところまで見ているからね。」

「だけど時々、真剣になりすぎて楽しむことを忘れてしまうんだ。周りの人たちと一緒にその瞬間を楽しんだり、行く場所を楽しんだり、微笑んだりすることをね。」
ラッセルは、このアプローチの変化の恩恵を感じながらも、以前と同じように真剣であることに変わりはないと繰り返した。

「プロフェッショナルでなくなったという意味ではなく、自分の人生、環境、友達や家族、生活環境をより楽しんでいるということだ。」
「僕は本当に幸せな場所にいる。以前は夢にも思わなかったような新しいことを学んでいるよ。」

ラッセルは現在、132ポイントを獲得してランキング8位につけており、シーズン残り5戦で7位のランド・ノリスとはわずか4ポイント差となっている。

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