ラッセル、イタリアGP最初のコーナーでレースを台無しに
メルセデスのジョージ・ラッセルは、イタリアGPで「フラストレーションの溜まる」一日を経験。レッドブルのマックス・フェルスタッペンの後ろ、7位でフィニッシュラインを通過した。
グリッド3番手からスタートしたジョージ・ラッセルは、最初のコーナーでブレーキングに失敗し、フロントウイングを損傷した後、最初のラップからレースを台無しにしてしまった。そこから、ラッセルはリズムを欠いたマシンでダメージを最小限に抑えることに専念せざるを得なかった。
「フラストレーションの溜まる一日だった。結局のところ、表彰台を争うリズムはなかったけど、僕のレースは最初のコーナーで終わった」とラッセルはイタリアグランプリ終了後に述べた。
「週末中にチームが払った全ての努力の後にこのようなことが起こるのは残念だ。良いスタートを切ったが、オスカー（ピアストリ）の後ろのダーティエアに巻き込まれてしまった。彼を避けようとしてタイヤをロックし、フロントウイングに少し損傷を負った。これが最初のスティントを危うくし、ピットストップでウイング自体を交換する必要があったため時間を失った」
全体的に、ラッセルは、メルセデスが日曜日のモンツァで表彰台を狙えるリズムを単純に持っていなかったことを認め、夏休み明けのF1復帰以降、チームが後退したことを明かした。
「夏休み前と比べて、ここでもザントフォールトでも、我々のリズムは良くない。チームとして、全力を尽くし、なぜそうなのかを突き止めるよ。他のチームが前進したように見えるから、我々も彼らのレベルに戻るために懸命に働く必要があるだろう」とラッセルは結論付けた。
イタリアグランプリ後、メルセデスは依然としてコンストラクターズランキングで4位に位置しており、フェラーリに115ポイント差をつけられている。
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