【ハースF1】ヒュルケンベルグ、マグヌッセン共に契約を更新

ニコ・ヒュルケンベルグとケビン・マグヌッセンはともにハースと新たな契約を結んだ。

ハースが昨年ミック・シューマッハを解任して、ヒュルケンベルグを起用したことを受け今シーズンのチームメートとなった二人。マグヌッセンの契約も今季終了で満了となる一方、ヒュルケンベルグは1年契約しか与えられていなかったことを考えると、当初は長期的な状況ではなかった。

しかし、ハースは2024年も経験豊富なドライバーラインナップを継続することを選択した。チームは今週末のオランダGPに先立ち、両者が契約延長に署名したことを発表した。

来年のマイアミグランプリを宣伝するマーケティングメールには、ハースF1チームとの体験の詳細が記載されていた。そのパッケージの一環として、ゲストにはチーム代表のギュンター・シュタイナーと両ドライバーに会う機会が与えられ、ヒュルケンベルグとマグヌッセンの名前を挙げたという。

シュタイナーは次のように語った。「今シーズンのF1において強力なドライバーコンビと言っていいだろう。結局、今後それを変更しようとする理由はなかった。マグヌッセンは非常によく知られた選手だ。そして彼が7シーズン目に戻ってくることを嬉しく思う。」

「ガレージの反対側では、ヒュルケンベルグは大騒ぎせずただ、自らをチームの貴重なメンバーであることを証明している。彼はもうすぐF1で200戦に出場しようとしており、我々はその経験の恩恵を受けることができて非常にうれしく思う。」

ハースのドライバーとの契約延長は、現在のF1レースのうち、2024年の計画が決められていないレースは5つだけということを意味する。その中で最も注目を集めているのがルイス・ハミルトンで、何ヶ月もメルセデスと交渉を続けているが、まだ解決の見通しは立っていない。

アルファタウリでは、現ドライバーの二人が今季限りで契約を満了する。角田裕毅は、チームが競争力のないマシンを使用しているのにもかかわらず、シーズンを終えて新たな契約のオファーを引き受けると予想されている。ダニエル・リカルドのF1キャリアは次の10レース以降も続くかどうかはまだ確かではない。

周冠宇の2024年のグリッドへの出場はまだ保証されていないが、現時点ではアルファロメオがF1での3年目の参戦のチャンスを与えるようだ。一方、ウィリアムズはまだルーキーレーサーのローガン・サージェントの将来について決断を下さなければならない。

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