ハミルトン、ラスベガスGP初日に慎重な姿勢を崩さず

メルセデスのルイス・ハミルトンは、2024年ラスベガスGPのフリープラクティスの両セッションで最速タイムを記録した。しかし、7回のF1ワールドチャンピオンとしての経験から、慎重な姿勢を崩さず、FP3（フリープラクティス3回目）でのクルマの挙動を様子見している。

ブラジルでのレース週末があまりにも困難だったため、ほぼメルセデスでの最後のレースになるかもしれないと暗示していたかのようだった。しかし、今日のラスベガスでは、状況が一変したようだ。ルイス・ハミルトンとメルセデスは、ほぼ凍結状態のコースで非常に良いタイムを記録した。

「まあ、上々だ。今年でこんな良い一日を過ごしたのは初めてだよ」とハミルトンは述べた。

「FP1ではクルマの調子が非常に良かった。FP2ではやや劣っていた。そのため、今夜は作業が必要だ。正確な状況や理由は分からないが、とても楽しめた」

ハミルトンは依然として慎重な姿勢を崩していない。メルセデスがまだ理解できない理由で、クルマの性能が一夜にして劇的に変化する可能性があることを熟知しているからだ。

「明日も同じようなクルマの状態かどうかわからない。暑い条件は少し不利だが、レースペースはまだ良くない」と彼は追加した。

「夜間に、走行全体を通じて自然なリズムを失うことなく、より良いレースペースを得る方法を理解するための作業が必要だ」

「連続したセクターでクルマが僕を不安定にしなかったことは良かった。大きな変更をせず、夜はしっかり休息を取れることを願っている」と、ハミルトンは締めくくった。

チームメイトのジョージ・ラッセルも、ラスベガスで素晴らしい一日を過ごし、フリープラクティス（FP1とFP2）で2番手と3番手のタイムを記録した。

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