マルコ、ペレスのパフォーマンスは容認できないと断言
レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコは、ラスベガスでまたもレッドブルのドライバーにふさわしくない走りを見せたセルジオ・ペレスについて、チームメイトと比較した彼のパフォーマンスは「容認できない」と断言した。
圧倒的なレッドブル支配下の元でシーズンを順調にスタートしたセルジオ・ペレスだったが、ライバルたちが急速に競争力を取り戻すと、完全に足場を失ってしまった。過去16レース週末でわずか49ポイントしか獲得できておらず、レッドブルのマシンでは低調な成績だ。
マルコは、ペレスがコンストラクターズタイトル、そしてそれに伴うチームスタッフのボーナスを失う原因となったことを隠していない。
「チームにはポイントが獲得できる2人のドライバーが必要だ」とマルコはORFに語った。「正確な差は分からないが、チェコ(ペレス)はマックス(フェルスタッペン)に200ポイント以上遅れている(実際は251ポイント)。これは容認できない。彼がルイス(ハミルトン)やジョージ(ラッセル)、フェラーリやマクラーレンに近い位置にいれば、私たちに優位性があったはずだ」
「マックスとチャンピオンシップを獲得することが最重要だったが、私たちの従業員にとっては失望だ。シーズン終了時のボーナスはコンストラクターズチャンピオンシップでの順位に依存している。そして今年は、それを獲得するチャンスはない」
アブダビ後に決定されるペレスの将来
低調なパフォーマンスにもかかわらず、ペレスには2025年にレッドブルでのシートを維持するチャンスをまだ持っている。レッドブルとは2026年末まで契約があるのだ。彼の将来はアブダビ後に決定され、最終決定はレッドブルの株主によって下される。
「アブダビ後に会議を開き、結果を来年の両チームのドライバーラインナップを決定する株主に報告する計画だ」とマルコは付け加えた。
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