ホーナー、アイザック・ハジャーにはF1でのチャンスがあると主張

レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、レッドブルのジュニアドライバーであるアイザック・ハジャーが来年F1に昇格する「チャンス」があることを認め、彼を「並外れた」才能と表現した。

アイザック・ハジャーは、カートで成功を収め、2020年にフランスF4選手権で3位を獲得した後、約2年前にレッドブルの育成プログラムに加入した。ハジャーはその後、2022年のF3選手権で4位を獲得し、翌年F2に昇格した。

F1の前段階であるF2で2年目のシーズンを迎えている中、アイザック・ハジャーはこれまでに3勝と他に2回の表彰台を獲得している。これには、F1のFP1でセルジオ・ペレスのレッドブルRB20をドライブする機会があった週末のシルバーストーンでのメインレース優勝も含まれている。

2025年シーズンからのF1参戦の可能性について、レッドブルはまだVisa Cash App RBチーム内に空きシートを持っている。日本人の角田裕毅のみが契約を更新されており、現在のチームメイトであるダニエル・リカルドはまだ更新されていない。

若手タレントの育成と、アイザック・ハジャーの2025年F1レギュラーシート獲得の位置づけについて尋ねられ、クリスチャン・ホーナーは、ハジャーがF2で素晴らしい仕事をしており、レッドブルが彼のパフォーマンスを注意深く観察していると説明した。「彼は良い仕事をしている。（シルバーストーンで）良い週末を過ごした」

「アイザック（F2）とアービッド・リンブラッドがF3レースで勝利を収めたのを見るのは素晴らしいことだ。彼らは現れつつある2人の並外れた才能だ」

「繰り返しになるが、彼（ハジャー）は来年のために自分の主張を展開している。だからこそ、我々は姉妹チームのシートを確定させることを急いでいない」

アイザック・ハジャーが来シーズンF1のグリッドに立つ本当のチャンスがあるのかと問われ、ホーナーは付け加えた。「常にチャンスはある」

アイザック・ハジャーは現在、ハンガロリンクで行われるシーズン9戦目を前に、F2でポール・アロンに16ポイントの差をつけてリードしている。

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