【イタリアGP】サインツ、予選ポールポジションを獲得
イタリアGPの予選でカルロス・サインツがトップに立ち、レッドブルのマックス・フェルスタッペンとチームメイトのシャルル・ルクレールを僅差で破り、今季初のポールポジションを獲得した。
サインツはQ3の最初の走行後に先頭に立ったが、フェルスタッペンとルクレールにより、ポールポジションを守り抜くにはさらなる速さを必要としていた。1分20秒294を記録し、0.01秒強の差でトップの座を獲得した。
フェルスタッペンとルクレールは2位と3位に収まったが、メルセデスのジョージ・ラッセルがセルジオ・ペレスを破って「ベスト・オブ・ザ・レスト」の座を獲得した。
サインツとルクレールの両名が最大ラップタイムに関するレースディレクターの指示に従わなかった可能性があるとして、フェラーリにとって懸念点があったが、ポールシュートアウトが終了した時点でスチュワードがそれ以上の処分はないことを確認した。
アレックス・アルボンが素晴らしい予選パフォーマンスを見せて6位に入り、オスカー・ピアストリが7位、ルイス・ハミルトンが8位、ランド・ノリスが9位、そしてフェルナンド・アロンソが10位に終わりトップ10を占めた。
アルファタウリはQ3進出にあと一歩のところまで迫ったが、最終的には角田裕毅が11位、リアム・ローソンが12位で予選を終えた。リアム・ローソンはオランダでF1キャリアを順調にスタートさせた後、角田との差を縮めている。
ニコ・ヒュルケンベルグは、ハースのドライバーの中で最速で13位に浮上し、バルテリ・ボッタスとローガン・サージェントは最終ラップで痛恨のミスを犯しQ2で敗退した。
周冠宇は、トラックリミットを超えてラップタイムを落とし、惜しくもQ2進出を逃し16位となった。
アルピーヌはザントフォールトでの表彰台獲得の後、まさかの結果となってしまった。ピエール・ガスリーは17番手。チームメイトのエステバン・オコンは18番手となった。
日曜日のレースのグリッドの最後の2枠は、ハースのケビン・マグヌッセンとアストンマーティンのランス・ストロールとなった。代役のフェリペ・ドルゴビッチがストロールに代わってFP1を担当し、その後ストロールはFP2を技術的な問題で走ることが叶わなかったため、ストロールにとっては最悪の結果となってしまった。