【ハンガリーGP】ランド・ノリス「シルバーストーンのようにはいかない」

前回のイギリスGPでは2位で表彰台入りを納め、チームの努力を称賛したマクラーレンF1のランド・ノリス。ハンガリーGP金曜日のフリー走行2回目では、フェラーリF1、シャルル・ルクレールに続きP2を獲得、その差は0.015秒であった。

グリッド上で勢いのあるノリスであるが、気温が高く、低速コーナーが多いという特徴のハンガロリンクで開催されるハンガリーGPに対してあまり期待はしていないと語る。

「マシンのアップグレードの結果がどうであれ、低速コーナーには適してないのは事実だ」

「大変に酷いという訳ではないし、低速を徹底的に集中すれば、それほど悪くはない。モナコでは普段それほど悪くないが、妥協するとしたら、低速に焦点を当てすぎるよりも高速コーナーで良いパフォーマンスを発揮する方が、はるかに大きな利益がある。」

彼はまた、昨年のハンガロリンクでのパフォーマンスを振り返り、「シーズン初めに課題をもたらしたマシンであったにも関わらず、マクラーレンにとって悪い週末ではなかった」と認めた。

その上で彼は続けて、「だが、高速コーナーがないので、シルバーストーンのようには上手くいかないと思う」と語った。

ハンガリーGP、木曜メディアデーにてインタビューを受けるランド・ノリス

「でも今回は本当の挑戦ではない、もっと挑戦的なサーキットでこれから走る事になる」

「ハンガロリンクは、グリップの効く舗装路だという事が主な理由で、僕らにとってそんなに悪いサーキットではない。コーナーは長く、僕らの得意とするものではないけど、低速コーナーといっても超低速ではない。だから、これから先、他のサーキットで本当の挑戦に対面すると思う。」

またノリスは、高速コーナー(彼自身は高速ではなく中速だと考えているが)がターン4とターン11のみであるということを踏まえ、今回の決勝におけるより的確な評価を期待している。

「ここ最近数回のレースでは、僕らは今シーズン全体の出来よりも上手くいっているように見えたと思う。だから今回、得意ではないサーキットを走ることで初めて、僕らがグリッド上でどの辺りに位置するのかを試す良い機会になると思う。」

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