【マイアミGP決勝】ノリス、F1初勝利を飾る
2024年のマイアミグランプリを制したのはマクラーレンのランド・ノリスだった。
ノリスはゴールラインでレッドブルのマックス・フェルスタッペンとフェラーリのシャルル・ルクレールを抑えた。
その後ろには、カルロス・サインツ、セルジオ・ペレス、ルイス・ハミルトン、角田裕毅、ジョージ・ラッセル、フェルナンド・アロンソ、エステバン・オコンがトップ10に入った。
ランド・ノリスは24歳でF1初勝利を飾った。
混沌としたスタート
レッドブルのセルジオ・ペレスは、マイアミグランプリのグリッドから好スタートを切り、すぐに第1コーナーで2番手に浮上。
しかし、ペレスはスピードが速すぎて、まっすぐ突っ込んでしまった…彼は第1コーナーを5番手で通過。
フェルスタッペンの小さなミス
珍しいことだが、マックス・フェルスタッペンは小さな判断ミスを犯し、ピンに衝突。
レッドブルのフロントウイングを損傷してしまった。
フェルスタッペンはそれでもトラックに留まったが、コース上のピンを片付けるためにVSCが配備された。
ノリスにとっての千載一遇のチャンス
レース29周目にケビン・マグヌッセン(ハース)とローガン・サージェント(ウィリアムズ)の接触により、セーフティカーが出された。
セーフティカーが導入される前に上位陣がストップしていたため、このセーフティカーは当時グランプリをリードしていたランド・ノリスにとって絶好のチャンスとなった。
そこで、ランド・ノリスはこの機会を利用してピットイン。
ノリスは、ピットアウトしてレースのトップに立つことに成功。
追走者たちに比べてタイヤが5周分新しい状態だった。
ノリスはチェッカーフラッグまでレースの首位を譲ることはなく、マイアミで自身のF1キャリア初勝利を飾った。
ポイント獲得を果たしたアルピーヌ
マイアミでの今シーズン第6戦では、エステバン・オコンが10位でフィニッシュ。
アルピーヌはシーズン初のポイントを獲得した。
グリッド13番手からスタートしたオコンは、レース終盤に9位をキープしようと、元チームメイトのフェルナンド・アロンソと必死に戦ったが、アロンソにはミディアムタイヤ(オコンはハード)のアドバンテージがあった。
ピアストリの大きな損失
レース序盤にポディウムを争っていたオスカー・ピアストリは、フェラーリのカルロス・サインツとの戦いで大きな損失を被った。
サインツのマシンに接触し、フロントウイングを損傷してしまったのだ。
ピアストリはウイング交換のためにピットに戻らざるを得ず、その結果、グリッドの後方に沈んだ。
次戦のレースは、5月19日にイタリアのイモラ・サーキットで、エミリア・ロマーニャ・グランプリとして行われる。
これは、24のグランプリ週末を数える2024年シーズンの第7戦だ。
2024年マイアミGPの結果
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