プレシーズンテスト3日目、ルクレールがトップで終える
バーレーン・インターナショナル・サーキットでのプレシーズンテスト3日目が終了し、フェラーリのシャルル・ルクレールがタイムシートのトップに立った。
C4ピレリタイヤを履いたルクレールは1分30秒322を記録し、2番手のジョージ・ラッセルに100分の4秒差をつけた。
金曜日の午前中、サーキットの排水溝の蓋が外れるトラブルが発生し赤旗が提示され、マーシャルがコース修復を行うことになったが、セッション再開後は昼食休憩を挟むことなく最後までセッションが続けられることが発表された。
現地時間11時45分にセッションが再開されると、各車は各自のプログラムを完了させるためにコースに戻った。
【2024年F1プレシーズンテスト2日目 結果・タイム】
順位 | No. | ドライバー | チーム | タイム/タイヤ | LAPS |
1 | 1 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分30秒322/C4 | 74 |
2 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1分30秒368/C4 | 67 |
3 | 24 | 周冠宇 | ザウバー | 1分30秒647/C4 | 85 |
4 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分30秒755/C3 | 66 |
5 | 22 | 角田裕毅 | RB | 1分30秒775/C4 | 53 |
6 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウイリアムズ | 1分30秒984/C4 | 121 |
7 | 81 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン | 1分31秒030/C3 | 91 |
8 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン | 1分31秒159/C3 | 75 |
9 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1分31秒247/C3 | 71 |
10 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル | 1分31秒483/C3 | 53 |
11 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ハース | 1分31秒686/C3 | 89 |
12 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分31秒999/C5 | 49 |
13 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分32秒038/C3 | 46 |
14 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分32秒108/C3 | 20 |
15 | 10 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ | 1分32秒149/C3 | 47 |
16 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分33秒053/C3 | 80 |
17 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1分33秒079/C3 | 55 |
18 | 77 | バルテリ・ボッタス | ザウバー | 1分33秒528/C3 | 28 |
19 | 3 | ダニエル・リカルド | RB | 1分37秒015/C1 | 70 |
アレックス・アルボンをフル走行させたウィリアムズを除けば、ほとんどのチームがセッション中にドライバー交代を行わなければならなかった。
日が暮れるにつれて気温が下がり始め、日没後に行われる開幕戦バーレーンGPのような路面コンディションになってきた。
それでもルクレールがセッション序盤のタイムでトップをキープし、ラッセルと周冠宇をリードした。
マックス・フェルスタッペンは4番手でこの日を終えた。序盤にペレスからポジションを引き継いだフェルスタッペンは、最初の数周でタイムシートのトップに立つと、セッションを通じて合計66周を走破した。
RBの角田裕毅は5位を獲得し、テストでの好調ぶりをアピールした。チームメイトのダニエル・リカルドはレースシミュレーションを終えて70周を走った。
アルボンはこの日唯一マシンを独り占めし、誰よりも多くの走行距離121周を記録し、6番手で終えた。
オスカー・ピアストリは7位だった。マクラーレンはクラッチの問題でノリスとの午前中の走行を中止せざるを得なくなり、ドライバー交代を少し早める結果となった。
フェルナンド・アロンソ、カルロス・サインツ、セルジオ・ペレスがトップ10に入り、テスト最終日を終えた。バーレーンGPは2月29日~3月2日に開催される。
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