【アメリカGP】ルクレール、フェラーリのペースに驚き
フェラーリのシャルル・ルクレールはオースティンでのフェラーリのペースに驚いたとしながらも、アメリカGPで見事なポールポジションを獲得したチームの仕事を称賛した。
ルクレールはFP1での2番手に続き、Q2でもトップタイムを記録した。マックス・フェルスタッペンがトラックリミット違反によりタイム抹消となり、ルクレールはQ3で1分34秒723を記録してポールポジションを獲得した。
スプリントの週末でルクレールがポールポジションを獲得するのは、バクー、ベルギーに続いて今季3度目だ。
どのようにして、続けてこのようなことが出来るのかと尋ねられたルクレールは「わからない。チームとして素晴らしい仕事をしたと思う。」
「このスプリントフォーマットでは、FP1をクリーンなものにすることがこれまで以上に重要だとわかっているし、その通りにできた。」
「今週末の準備のためにみんながしてくれた作業のおかげで、強力なベースを持ってFP1をスタートすることができた。」
「Q3の最後のラップは、あちこちでミスがあった。みんなにとっても簡単なことではなかったと思うから、日曜日ポールポジションからスタートできるのは本当にうれしいよ。」と答えた。
フェラーリはライバルたちに比べて自分たちのペースに驚いているかと聞かれ、ルクレールは 「そうだね。今朝のFP1でも予選でも、最後のセクターで僕たちはとても強かった。」
「全体的に見て、僕たちは強くてフィーリングの良いマシンを持っている。スプリント・ウィークエンドになると、ほとんどの場合、予想以上のパフォーマンスを発揮する。」
「クルマのベースはとてもしっかりしている。明日はもう少し難しくなるかもしれない。みんなが今日から学んで、明日のクルマはもう少し良く感じるだろうからね。でもとにかく、明日もポールポジションを獲得するために全力を尽くすよ。」と付け加えた。
サインツは昨年のCOTAでのポールポジションに続いて今回は4位を獲得。コックピットから飛び降りたサインツは、オースティンでマシンから最大限の力を引き出すのに苦労した理由を明かした。
「普通の予選だった。ただ、最後のセクターでちょっと苦戦していて、その部分でいつもコンマ1秒か2秒足りなかった。他はいい感じだった。」
「FP1セッションが1回しかないので、マシンを自分好みにセットアップするのは難しい。でも、全般的にはまずまずのラップを刻むことができた。」
「このようなサーキットでポールポジションを獲得できたことはチームにとって素晴らしいニュースだし、4番手も悪くはない。明日に集中していこうと思う。」