【アルファタウリF1】リアム・ローソン「人生の夢が叶った」
リアム・ローソンは先週末のオランダGPで素晴らしいデビューを飾った。負傷したダニエル・リカルドの代わりに出場した彼は、経験豊富なチームメイトの角田裕毅より2ポジション上の13位でレースを終えた。
オランダGPの2回目のフリー走行でリカルドがクラッシュし、手首を骨折したためローソンはチャンスを得た。レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナー氏によると、リカルドは負傷により、少なくとも3週間の試合を欠場することになるという。
リカルドの欠場のため、アルファタウリは今週末のイタリアGPでローソンが代わりを務めることを発表した。レースに先立ち、ローソンはインタビューでキャリアで初めてF1の週末にフル参戦することをどのように楽しみにしているかを明かした。
リカルドの代役を務めたのは予選の金曜日からだったので、ローソンはすべてのフリー走行で練習する機会が得られなかった。
しかし、チームは彼に居心地の良さを感じさせるためにできる限りのことをして、すでにシミュレーターに取り組んで今週末のイタリアGPに向けて準備を始めていると述べた。またローソンはキャリアで初めてモンツァで戦うことを楽しみにしていると語った。
ローソンはまた、以下のように語った。「イタリアのチームとモンツァでレースするのは特別なものになるだろう。特にこの注目度の中で、このようなことは経験したことがない。」
「モンツァでのレースはさらに意味のあるものになると期待している。それができるのは素晴らしいことだ、それはいつも私の夢だった。このような機会を得られて嬉しい。最大限に活かしていきたいと思う。」
ローソンが好印象を与えたいと考えているため、リカルドは早く復帰したいと切望しているだろう。しかしホーナーは復帰にはしばらく時間がかかる可能性があり、骨折を治療するために軽い手術を受ける必要があるかもしれないと述べた。
ホーナーは、リカルドが9月17日に開催されるシンガポールGPで復帰することを熱望しているものの、これは楽観的な考えになる可能性があると述べた。リカルドが少なくとも今週末のモンツァでの試合を欠場することは確実であり、ローソンにとってさらにいい印象を与える絶好の機会となるだろう。