【アメリカGP】ローガン・サージェント、母国アメリカでF1初ポイント!
ウィリアムズは、ルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールのダブル失格の恩恵を受けてトップ10入りを果たした。
その結果、ローガン・サージェントがF1初ポイントを獲得。これはアメリカ人として1993年以来のポイント獲得である。
また、アレックス・アルボンが9位でフィニッシュして2ポイントを獲得したことで、チームはコンストラクターズランキング7位争いでアルファロメオとのリードを広げた。
ウィリアムズのふたりは、ピットレーンからレースをスタートしたアストンマーティンとハースのマシンにも先行された。アルボンは最初のスティントと最後のスティントで中古のミディアムタイヤを履いた。
「運もあった!ミディアムは昨日スプリントで全部使ってしまったので、ちょっと厳しかった。ハードにも苦戦し、中古のミディアムで走らざるを得なかったんだ。」とアルボンはレース後に語った。
アルボンはトラックリミットにも苦しみ、度重なる違反で5秒加算のタイムペナルティを受けた唯一のドライバーだ。しかし、失格が発表された時点では12番手につけていたチームメイトに十分なマージンを築いて11位でゴールした。
サージェントについては、ルーキーシーズンとしては最高のレースをした。昨シーズンはウィリアムズから金曜日にこのコースのFP1に出場。ケビン・マグヌッセンへの鋭い追い上げはハイライトのひとつだ。
「今日はペースがすごく良かったし、ドライビングもすごく良かった。スタートはとても良かったけれど、ターン1で縁石に引っかかってしまい、アンチストール状態になってしまった。」
「それでレース展開が少し変わってしまったけれど、僕たちは挽回し、毎ラップ全力を尽くした。メキシコに向けて前進できるよう、正しい方向にステップを踏むことができた。」
「厳しい週末を過ごした後、ホームGPでF1初ポイントを獲得できたことは素晴らしい。今シーズンの懸命な努力と進歩に対して、このチームと自分自身をとても誇りに思う。」
2024年のシートをまだ確保していない唯一のドライバーであるサージェントにとって、このポイントはプレッシャーの一部を軽減するものになるはずだ。
ウィリアムズのチーム代表のジェームス・ボウルズは、「彼に成功してほしいし、来年もマシンに乗ってほしい。」と語っており、今回のオースティンでの好成績は、サージェントが2024年に再びグリッドに戻ってくる可能性を上げただろう。
【関連記事】
- 【アメリカGP】ハミルトンとルクレール、レース後の調査により失格へ – Shiga Sports Japan
- 来季のF1シートを確保するため戦うローガン・サージェント – Shiga Sports Japan