マグヌッセン、大クラッシュの原因を語る
ハースのケビン・マグヌッセンは、モナコグランプリ1周目、カジノの上り坂でレッドブルのセルジオ・ペレスの後ろに衝突した際、「どこにも」スペースがなかったと考えている。
モナコグランプリは、1周目に2台のハースとレッドブルのセルジオ・ペレスが絡む大クラッシュにより長い赤旗で中断された。
ペレスはケビン・マグヌッセンに後ろから衝突され、その後ニコ・ヒュルケンベルグのもう1台のハースに衝突。
幸いなことに、ドライバーたちは全員無事で、スチュワードはこれを単なるレーシングインシデントと判断し、調査を開く必要はないと判断した。
リタイア後にケビン・マグヌッセンは、スペースがなく、クラッシュを避けることができなかったと説明した。
「1コーナーを出たときから、3コーナーに向かう間、自分のフロントがペレスのリアの横にあった」と彼は語った。
「彼はガードレールの方に寄ったが、レールはそこでは少しコースに戻ってきている形で、僕には行く場所がなかった」
「彼が僕に気づいていなかったのかわからないけど、僕は突然消えることはできない。レールと彼に同時に接触し、クラッシュしてしまった」
「イライラするし、こういったクラッシュは、スペアパーツや新しいパーツの製造、チームの多くの作業などの点で、チームにとって多大なコストがかかる。良いことは全くない」
このクラッシュの巻き添え被害者であるニコ・ヒュルケンベルグは、チームメイトがその場所でセルジオ・ペレスをオーバーテイクしようとしたのは、少し楽観的過ぎたかもしれないと考えているようだ。
「正直言って、500メートル程しかレースが出来なくてがっかりだ。悪い気分だよ」とヒュルケンベルグは語った。
「チームの2台のマシンがレースを終えるのは明らかに理想からはほど遠く、僕は直接関与していない事故でレースを終了させられた」
「ここは3コーナーまでかなり狭い。レーシングインシデントだったけど、ケビンは少し楽観的すぎたように見えた。チェコも彼に気づいてスペースを空けることができたはずだから、僕の結果は明らかに不運なものだ」
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