フェルスタッペン、ブラジルGPでエンジンペナルティの可能性

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レッドブルはメキシコでのマックス・フェルスタッペンのトラブルを受け、ブラジルGPで新しいエンジンを搭載する可能性が浮上し、これによりグリッド降格のペナルティが課される可能性がある。

マックス・フェルスタッペンのシーズン終盤は確実に厳しい状況だ。6月のスペイングランプリ以来勝利から遠ざかっており、ランド・ノリスがドライバーズランキングで少しずつ追い上げてきている。

ノリスは現在、2024年残り4つのグランプリと2つのスプリントレースを残して、フェルスタッペンとの差を47ポイントに縮めている。

このギャップはブラジルでさらに縮まる可能性がある。フェルスタッペンがエンジンペナルティを科される可能性があり、これにより日曜日のグランプリのスターティンググリッドで数ポジション降格することになるためだ。

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ヘルムート・マルコ「ペナルティは5グリッド」

レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコは、週末初めに遭遇した問題により古いエンジンでメキシコでのレースに挑まざるを得なかった彼の状況について語った。

「そこで使用したエンジンはもはやレース用ではなかった。エンジンが古くなればなるほど、性能は低下する」とマルコはオーストリアのF1放送局ORFに説明した。「ペナルティは5グリッドになる。例えば、比較的簡単にオーバーテイクができるブラジルではそれほど深刻ではない。しかし、ストレートで3から8km/hの速度が不足していることが分かった」

フェルスタッペンは今シーズン、通常4基に制限されているエンジン使用枠をすでに超過している。フェルスタッペンはベルギーで10グリッド降格のペナルティを受けたが、レースでは大きくダメージを抑え、タイトルライバルのノリスの1つ上の4位でフィニッシュしている。

しかし、週が経つにつれ、レッドブルの競争力は特にレースペースにおいてさらに低下しているように見える。マクラーレン以外にも、フェラーリもこの点で優位に立っており、直近2戦のグランプリを制している。これはノリスが勝利を重ねればチャンピオンシップでの追い上げに役立つ可能性がある。フェラーリはまた、コンストラクターズランキングでもレッドブルを追い抜き、現チャンピオンを3位に追いやっている。

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