フェルスタッペン、メルセデス・ベンツCEOに返答
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、来年もレッドブルに残りたいという願望を再び表明した。これは、メルセデス・ベンツのCEOであるオラ・カレニウスが最近、フェルスタッペンは「メルセデスのスーツが似合う」と発言したことに対する間接的な返答だ。
ドイツのSky Sportsの取材で、メルセデス・ベンツのCEOオラ・カレニウスは、ルイス・ハミルトンの来シーズン離脱に伴い、メルセデスには来年まだシートが空いていることから、マックス・フェルスタッペンに対して遠回しに誘いをかけることをためらわなかった。
「最高のドライバーは最高のクルマを望んでおり、最高のパッケージを組み立てるのが私たちの仕事だ」とカレニウスは述べた。
「2026年には状況が一変する。新しい秩序と新しいルールになる。これもまたチャンスだ。どうなるかは誰にもわからない。でも、マックスは銀色に包まれると格好良く見えると思わないか?」
今週末のオーストリアグランプリが開催されるシュピールベルクで木曜日にマックス・フェルスタッペンは、来シーズンにレッドブルを去ることは全く考えていないという以前の立場を再び繰り返した。彼は2028年まで契約を結んでいる。
「すでに言ったと思う。当然のことながら、人々は話をしている。しかし、最も重要なのは、将来に向けて非常に競争力のあるクルマを持っているということだ」とフェルスタッペンは述べた。
「現時点では、もちろん非常に接戦だが、僕たちはチームとしてさらに改善しようと非常に良く協力している。そしてもちろん、すでにチームに言ったように、僕たちは来年も再び競争力を持つよう努力し、集中している」と先週末バルセロナで行われたスペイングランプリの勝者であるフェルスタッペンは付け加えた。
2025年にレッドブルのステアリングを握るかどうかについてより明確な回答を求められたフェルスタッペンは次のように付け加えた。「以前の僕の回答からそれを理解していなかったのかな。ああ、そうだよ、それは僕がすでに言ったことだ」
「僕たちは来年のクルマにも取り組んでいる。そこに集中しているということは、チームのためにドライブすることも意味している…」
「F1がそのように機能するとは思わない。突然『さようなら、みんな』と言えるようなものではない。僕はチームと長期契約を結んでいる。そして今の状況にとても満足している」
オーストリアグランプリを前に、マックス・フェルスタッペンはドライバーズランキングでマクラーレンのランド・ノリスに69ポイントの差をつけてリードしている。
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