メルセデス、レッドブルから多数の履歴書を受け取ったと明かす

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メルセデスのチーム代表であるトト・ヴォルフも、マクラーレンのCEOであるザク・ブラウン同様、ここ最近、レッドブルの従業員から送られてくる多くの履歴書を目にしていることを明かた。

マイアミグランプリの前日、エイドリアン・ニューウェイが2025年第1四半期にレッドブルのテクニカルディレクターのポストを去ることが発表された。

公式には、ニューウェイは数ヶ月前に決定を下したが、マクラーレンのCEOによると、「ホーナー事件」が浮上して以来のレッドブル内の良くない雰囲気は、ニューウェイの意思決定において確実に役割を果たしたという。
この状況において、ブラウンは、マクラーレンがすでにレッドブルの従業員から「多くの履歴書」を受け取っていることを明らかにした。
「そうだね、レッドブルの従業員から送られてくる履歴書が増えている」と、ブラウンは先週末のマイアミグランプリでメディアに語った。

メルセデスのチーム代表であるトト・ヴォルフも、自分のチームがレッドブルから履歴書を受け取り始めていることを明かした。
「ザク(ブラウン:マクラーレンCEO)の言っていたことは全く正しい。私たちはあらゆるレベルでレッドブルの従業員たちの履歴書を目にしている」と、ヴォルフは語った。

「しかし、これは異常なことではないと思う。人々は環境を変えるためにチームを変える。私たちにとって、チームを育成し、強い人材を持ち、うまくいけば興味深い結果を得ることが重要だと思う」

「他のチームからの有能な人材をメルセデスに迎え、回復への情熱的な旅を可能にしてくれることを期待している」

レッドブルの反応

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レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナー(右)

その後、レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、メルセデスとマクラーレンのコメントについて質問され、レッドブルはフォードとのパートナーシップで社内製造される2026年の新しいパワーユニットに取り組むために、メルセデスから200人以上を採用したことを明らかにした。

「2人はよく色々と話しているようだね。私はそこに巻き込まれるつもりは全くない。トト(ヴォルフ)の立場なら、自分自身の問題に集中し続けるだろう」とホーナーは述べた。

「レッドブルの強さと深さについては疑いの余地はない。もちろん、チーム間の異動は常にあるものだ」

「今年、マクラーレンからどれだけの人材を雇用したかわからないが、メルセデスからは220人を採用した。メルセデスのHPP(エンジン部門)から220人をレッドブルのパワーユニット部門に採用したんだ」

「だから、人材を失うことについて話すなら、1つか2つの履歴書よりも、220人を失うことの方がはるかに心配なことだろう」とホーナーは付け加えた。

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