【モナコGP決勝】ルクレールがモナコで優勝を飾る
2024年のモナコグランプリを制したのはフェラーリのシャルル・ルクレールだった。
ルクレールは、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)とカルロス・サインツ(フェラーリ)を抑えてチェッカーを受けた。
その後ろは、ランド・ノリス、ジョージ・ラッセル、マックス・フェルスタッペン、ルイス・ハミルトン、角田裕毅、アレクサンダー・アルボン、ピエール・ガスリーがトップ10に入った。
このシーズン8戦目のレースは、セルジオ・ペレス(レッドブル)と2台のハースが絡む派手なスタート時のクラッシュが特徴的だった。
カオスな1周目
レーススタート直後、ケビン・マグヌッセンは、技術規則違反によるタイム抹消のためピットレーンからスタート。
カジノに向かう上り坂でレッドブルのセルジオ・ペレスの後ろに激突した。
セルジオ・ペレスは、為す術なくガードレールとの接触を避けることができなかった。
2人目のハースのドライバー、ニコ・ヒュルケンベルグは巻き添えを食らい、この派手なクラッシュで彼もリタイアした。
3人のドライバーは無事で、これが何よりも重要なことだ。
だがケビン・マグヌッセンは、すでにスーパーライセンスの減点が限界に近づいている。
もし審議委員がマグヌッセンに事故の責任があると判断すれば、レース出場停止処分を受ける可能性が非常に高いだろう。
このクラッシュにより、レースは赤旗。
マーシャルがマシンの残骸を撤去し、破損したガードレールを修復し、コース上のすべての破片を取り除いた。
このカオスな1周目には、フェラーリのカルロス・サインツが、スタート時にマクラーレンのオスカー・ピアストリと接触してダメージを受けた。
カジノ周辺に到着したサインツは、マシンを停止させ、リタイアするかに見えたが、赤旗のおかげもありマシンを修復。
レースに復帰することができた。
サインツは3位でレースを再開させた。
アルピーヌのピエール・ガスリーとエステバン・オコンも2台の間で派手なクラッシュ。
ガスリーの後ろからスタートしたエステバン・オコンは、トンネルに入る前にガスリーをパスしようとしたが、2台のマシンが接触し、オコンのマシンは文字通り宙を舞った。
幸いなことに、赤旗のおかげで、アルピーヌは2台のマシンを回収。
必要な修理を行うことができた。
残念ながら、エステバン・オコンはレースに復帰できず、次のレースであるカナダグランプリで5グリッド降格のペナルティを科されることになる。
モナコのトレイン
2回目のスタート後、ドライバーたちはようやくレースを始めることができ、モナコの街中で素早く自分のペースを刻み始めた。
ルクレール/ピアストリ/サインツ/ノリスの4人がトレインを作った
モナコはモナコのままで、日曜日のオーバーテイクは非常に限られていた。
レース序盤の赤旗により、すべてのドライバーがフリーピットストップを行うことができ、最初のスティントを延長することができたからだ。
ルクレールにとってホームグランプリ初優勝
シャルル・ルクレールは、週末を通してモナコで競争力のあるフェラーリで、自身初のモナコグランプリを制した。
これは、ルクレールにとって、すべてフェラーリで6回目のF1優勝となる。
2024年モナコGP決勝結果
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