ノリス、予選でのフェルスタッペンとのバトルに満足
マクラーレンのランド・ノリスは、オーストリアグランプリの予選で2番手を獲得した後、満足の意を表した。ノリスは、ポールポジションを獲得したマックス・フェルスタッペンがセッション中「別次元」にいたことを認めた。
Q3の最初の走行でベンチマークを設定した後、フェルスタッペンは最後の試みでさらに速くなり、ノリスから0.4秒差でポールを確保した。フェルスタッペンに敗れたものの、ノリスは自身の予選パフォーマンスに満足していた。
「良い予選だった。今日できる限りのことをしたと思う」とノリスはコメントした。「マックスは、別次元にいるようだった。明らかに僕たちが持っているものよりもはるかに速かった」
「満足している。難しいコンディションで、昨日よりも少し難しく感じた。より接近していたから、ラップを完璧にするのが難しかった。でも、十分良かったから、これで良しとするよ」
土曜日のスプリントでフェルスタッペンやチームメイトのオスカー・ピアストリと一時的に接戦を楽しんだノリスは、決勝日にはさらに良い仕事をすることを決意している。
「難しい。今日のペースを見ると、マックスとレッドブルのペースに勝つためには、何か特別なものが必要になることは明らかだ」とノリスは付け加えた。
「挑戦するよ。今朝よりも良い仕事をする、それは間違いない。楽しみだ。長いレースで、多くのことが起こる可能性がある。通常、僕たちは予選よりもレースの方が良いから、どうなるか見てみよう」
一方、スプリントでノリスを抑えて2位を獲得したピアストリだったが、予選では若干のフラストレーションを味わった。
Q3の最後の数分で3位を目指していたように見えたが、6コーナーでのトラックリミット違反でラップタイムが削除され、7位に降格した。
そのコーナーではぎりぎりだったかもしれないと車内で感じたかどうか尋ねられ、ピアストリは次のように答えた。「砂利には当たらなかったから、僕は大丈夫だと思った。まだ見ていない。どれほど近かったか見る必要があるね、うん」
「トラックリミットの要素を取り除くために他のすべてのコーナーで多くの良い仕事をした。グラベルの中にいなくてもトラックリミットの外側にいるようなコーナーがまだあるのは、少し苦しいね」
「Q3でそうなったのは僕だけなので、フラストレーションがたまる。より良い結果を出せなかったのは残念だ」
予想よりも後方のグリッドからスタートすることになったものの、ピアストリは日曜日のレースで表彰台に向けての気持ちを語った。
「ペースは良いと思うが、他の人よりもそれほど良いわけではない」とピアストリは述べた。「マックスは予選で別のレベルにいるように見えた。だから、2位を争う戦いだった。僕たち、メルセデス、フェラーリの間はかなり接近しているように見えるから、厳しいレースになるだろう」
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