オコン、ハミルトンとの仕事で「驚いた」瞬間を語る

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アルピーヌのエステバン・オコンは、メルセデスでルイス・ハミルトンと一緒に働いた時の「驚いた」瞬間について語った。

今シーズン末にチームを離れる予定のエステバン・オコンは、ブラックリーを拠点とするチームと長い関係を持っている。
彼は2015年にGP3のタイトルを獲得する前にメルセデスのジュニアチームに加入し、2020年にルノーに移籍する前の2019年にはF1チームのリザーブドライバーを務めた。

オコンは現在、エンストンを拠点とするチーム(現在のアルピーヌ)での5年目で最後のシーズンを迎えているが、メルセデスとのつながりは現在も続いており、メルセデスは今でも彼のキャリアを管理している。これにより、ハミルトンが2025年にフェラーリに移籍することを決めた後、オコンはメルセデスの空いたシートに関連付けられていた。

High Performance Podcastに出演したオコンは、メルセデスのリザーブドライバーだった時にハミルトンと一緒に働いた経験について語った。この期間は、2018年シーズン限りでレーシング・ポイント(フォース・インディア)でのシートを失った苦い失望の後のものだった。

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ハミルトンの自然な能力以外に、感銘を与えた仕事があったかどうか尋ねられたオコンは次のように答えた。「確かにあった。ルイスはレースウィークエンドに様々なマーケティングイベントやそういった仕事が多数あった。ルイスはとても忙しい人だ。レース以外にも、他のドライバーとは違う点がある。他のドライバーはレーストラックにより集中できる」

「彼は一般的に非常に忙しい生活を送っており、彼が全く異なることから別のことに集中を切り替える様子を見て、僕はすごく驚いた」

「何分もかけて集中を再調整したり、エンジニアと再度作業したりはしなかった。彼にはそんなことをしている時間はなかったからね。彼はいつもノートを持っていて、1年から次の年、あるいは1つのセッションから次のセッションへと物事を忘れないようにメモを取っていた。これは今の僕もやっていることだ」

ハミルトンの仕事ぶりを見る前はノートを取ったことがなかったと認めたオコンは、今では携帯電話にエンジニア向けのメモを細かく保存していると説明した。

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いつメモを取るのか尋ねられたオコンは次のように答えた。「パフォーマンスミーティング、修正すべき問題、基本的に例として挙げたすべてのポイントだ」

「そして、適切なタイミングでエンジニアに伝えられるように言葉を選んでいる。でも、クルマから出てきたその瞬間に書かないと、正確に覚えていないか、もっと曖昧になってしまうんだ」

「マーケティングイベントに行って…戻ってきて、『とても興味深いことがあったけど、覚えていない』と言ったら、それが基本的に、僕たちのパフォーマンスにとってどれだけのコストになるか想像してみてほしい」

オコンの主な焦点は現在、F1での自分の将来を確保することだ。キック・ザウバーやハースを含む多くのチームが彼の獲得に興味を持っていると考えられている。

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