ファステストラップのポイント、2025年から廃止へ

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シンガポールで物議を醸したレース中のファステストラップは、来シーズンからポイントを獲得できなくなる。

木曜日に開催された世界モータースポーツ評議会は、来シーズンからレース中のファステストラップポイントを廃止することを「承認」した。

「評議会は2024年と2025年のスポーツ規則および技術規則に軽微な変更を承認した。これにはファステストラップに与えられていたポイントの廃止が含まれる」とFIAの声明は述べている。

このポイントは2019年にF1に復活し、レース中にファステストラップを記録したドライバーに与えられていたが、トップ10以内でフィニッシュすることが条件だった。ドライバーがファステストラップを記録してもトップ10圏外の場合、追加ポイントは単に獲得できなかった。

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シンガポールでの論争

この後者のケースがまさにシンガポールで発生し、論争を引き起こした。ダニエル・リカルドはレース終盤にピットに呼び戻され、新しいタイヤを装着してファステストラップを獲得に向かった。

リカルドがこのファステストラップを記録したことで、ポイントは獲得できなかったものの、チャンピオンシップでフェルスタッペンの主要なライバルであるランド・ノリスが追加ポイントを獲得するのを妨げた。

レッドブルでは、小さなチームが大きなチームを助けたように見え、これが企業のF1における二重所有をめぐる論争を引き起こした。

確実なのは、2025年のオーストラリアグランプリ(シーズン最初のレース)から、ファステストラップのポイントが存在しなくなるため、このような状況は再び起こり得ないということだ。

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