ペレス、レッドブルでF1キャリアを終えたい理由を説明
セルジオ・ペレスは、ミルトンキーンズを拠点とするチームと新たに2年間の契約延長を結んだ後、最終的にレッドブルでキャリアを終えたいという希望を口にした。
2024年末に契約期限を迎える予定だったペレスだが、今週末のカナダグランプリを前に、2026年シーズンまでの2年間、チームに残ることが発表された。
ドライバー市場が活発な中、ペレスはカナダで、集中をトラック上の問題に切り替えられることを喜んでいると認めた。
「交渉というのは、レースの合間にすべてがフルスロットルで行われるので、あまり気持ちのいいものではない」とペレスは交渉について語った。
「チームと自分自身のためにこの気が散ることを取り除き、純粋なパフォーマンスに集中できるようになったのは本当に嬉しい。それがチームにとって最善だと思う」
さらにこの契約について、2021年シーズンからレッドブルで戦い、これまでのキャリアでの6勝のうち5勝をチームで挙げたペレスは、チャンピオンチームに「100%」を捧げる意欲を語った。
「契約更新について嬉しく思う」と彼は説明した。
「一度合意に達すれば、両者が得たものに満足し、前に進むことに満足していることを意味する。我々には大きな目標がある」
「レッドブルは、ドライバーからすべてを引き出すチームだ。ここに来てから、トラック上でもトラック外でも、すべてがどれほど激しいかは、他のどこにもない挑戦だ」
「キャリアでそのような挑戦をしたことがなかったので、サインした時は本当にそれに立ち向かい、100%を捧げる用意があった。非常に単純な交渉だった。すでに数年間チームにいるので、すでにそこにいる場合は合意に達するのがずっと簡単だ」
新しい契約延長にサインする前に他のチームと話をしたかどうかを問われたペレスは、次のように答えた。
「いつも別のチームと話をしている。他にも選択肢はあった。でも僕にとって、プランA、B、Cは間違いなくレッドブルに残ることだった」
「本当にここでキャリアを終えたい。いつになるかはわからないけどね。僕にこれほど多くのものを与えてくれたチームにいれて、本当に幸せだ。最後のラップまで、このチームに最善を尽くす」
レッドブルでF1の時間を完結させたいと望む一方で、新しい契約が終了する頃には37歳近くになるペレスは、今回の契約延長をこのスポーツでの最後のものとは考えていないと述べている。
「確かにフェルナンド(アロンソ)やルイス(ハミルトン)を見ると、まだまだ先は長い」と彼はコメントした。
「自分の最後の契約にサインしたとは思っていない。そう感じるものではない」
「F1で2年間のコミットメントをすることは、多くの時間とエネルギーを必要とし、先は長いので、正直なところ、そのことについてはあまり考えていない。でも、レッドブルでキャリアを終えたいというのは、かなり確信を持っている」
ペレスはまた、2026年の新しい技術規則の導入に向けて、チームの一員であり続けることを楽しみにしている。
「多くの進歩を遂げている素晴らしいチームがあり、我々も同じことをしなければならない」とペレスは語った。
「チームの一部で、新規則に移行できるのは常に素晴らしいことだ」
「規則が変更される時にそのチームの一員であれば、すでにそれに取り組んでおり、あちこちでアイデアが出ている。それは本当に素晴らしいものだ」
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