【カタールGP】アストンマーティン、ストロールのペナルティでダブルポイントならず

4番手スタートのアロンソは、運よくメルセデス勢の接触を避けることができたが、マクラーレンのオスカー・ピアストリに先行を許してしまう。序盤は上位を走っていたが、突風にあおられてコースアウト。その後挽回したものの、今度はオーバーステアでコーナー半ばでグラベルを通過。

しかし、コースアウトの際にフロアにダメージを負いながらも、エステバン・オコンを寄せ付けないペースは十分だった。

レース後にアロンソは「この週末は思っていたよりも少し競争力があったので、ポジティブなサプライズだった。マクラーレンはとても強いし、僕たちよりいい。僕たちにできることは何もないし、彼らのパフォーマンスを尊重するしかない。次の３レースで、僕らが2台とも好調な週末を過ごして、彼らが悪い週末を過ごして、その後に僕らが差を広げられればいいけれど、現時点では厳しいよ。」とコメントした。

アロンソはまた、”ホットシート “についても詳しく語った。「シートも熱かったから、ピットストップで水か何かをかけてくれるように頼んだんだけど、どうやらそれは許可されなかったみたいなんだ。」

チームメイトのランス・ストロールは、レースでポイント争いに加わり、9位でフィニッシュしたが、トラックリミットのペナルティにより11位に降格となった。

「体力的に厳しいコンディションのなかでハードなレースを展開しただけに、ポイントを獲得できなかったのは残念だ。今日のマシンはペースが良かったし、タイヤの制約があるなかでチームは良い戦略を立ててくれた。」