【カタールGP】角田、リアム共にアルファタウリの抱える課題についてコメント
アルファタウリの角田裕毅とリアム・ローソンは、カタールGPを終えて「タフ」なレースだったと語った。
高温多湿の中、タイヤ関連の安全対策で通常より多くのピットストップを行わざるを得なかった角田とローソンは、一時はポイント圏内をキープしたものの、さまざまな作戦の前に最後尾まで後退。
結局角田は15位、ローソンは17位でチェッカーを受けた。
角田はレース後に「スタートはスムーズだったし、ポイント圏内だった。でも、全体的にタフなレースで、最後までペースが上がらなかった。マシンのフィーリングやバランスは良かったが、スピードが足りなかった。どこを改善すればいいのかが、今後の課題だ。」と振り返った。
特に苦労しているのはどこなのか、と追及された角田は「まず第一に、タイヤ自体はいいアドバンテージがあったと思う。グリップレベルがすでにギリギリだから、ダウンフォースを減らすのは難しい。改善するのは簡単なことではない。」と付け加えた。
角田のコメントを裏付けるように、ローソンもセーフティカーでピットインし、フレッシュタイヤに交換した。
ローソンは「クルマに苦労してしているときはいつも大変で、基本的にペースを引き出そうとより多くのことをこなさなければならない。いくつか問題もあった。何が起こっていたのか、もっと詳しく調べなければならないが、あのような暑いレースだとさらにタフになる。」と語った。
ローソンはまた、レギュラードライバーのダニエル・リカルドがオースティンで開催されるF1アメリカGPで復帰することもあり、アルファタウリでの5レースを振り返るよう求められた。
「シンガポールでポイントを獲得し、イタリアと日本ではトップ10に近づいた。あのようなレースの後にこのような結果になってしまって本当に残念だ。もっと上のポジションを望んでいた。」