レッドブル、週末の第一回ラスベガスGPに先立ち、ファンによるラスベガス限定カラーリングを公開
レッドブルは、今シーズン最後のメイク・ユア・マークによる、ファンがデザインした特別カラーリングを公開し、2023年のチャンピオンマシンであるマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスのマシンは、今週末この新たなカラーをまとうことになる。
RB19のプレシーズン発表で、レッドブルはアメリカでの3つのレースで、ファンにカラーリングをデザインするチャンスを贈ると発表し、５月のマイアミ、10月のオースティンでそれぞれの特別塗装マシンがお披露目されてきた。
何千もの応募の中から選ばれた、英国エセックス出身のリンジー・パーマーさんのデザインは、紫のベースに紫と黄色のネオンライトがボディを流れており、今週ラスベガスのライトに照らされながら駆け抜けるRB19を輝かせること間違いなしだ。
「メイク・ユア・マーク ラスベガスの受賞者に選ばれて本当に興奮しているし、その瞬間は完全に言葉を失った」今週サーキットで展示されている自分の作品を見る予定のパーマーさんはこう話す。
「ベガスを代表するものは何かと考えたとき、最初に思い浮かんだのはカジノと明るい照明たちだったので、これらはデザインに取り入れなければいけないと思った。」
「車がネオンの明かりの中を駆け抜ける様子を表現して、さらにトランプも追加するべきだと思った。工場でカラーリングに命を吹き込む製作過程を見ることができたが、それは素晴らしかった。」
「私は今までラスベガスを訪れたことがなく、その象徴であるライトアップの下で自分が描いた車を実際に見ることができるなんて、信じられないような経験になるだろう。コース上でそれを見るのが待ちきれない。」
RB19のホイールカバーも「PokerStars」のチップがホイールを黒、赤、白に変え、この週末の開催地を意識したものとなっている。デザインはポーカーチップの見た目と手触りを表現したもので、PokerStarの赤いスペードをあしらっており、レッドブルのホイールカバーでスポンサーと行う初の共同ブランディングだ。
チーム代表のクリスチャン・ホーナーは「今シーズン3回目にして最後のメイク・ユア・マークを、ここネバダの第1回ラスベガスGPで締めくくることは素晴らしいことだ。」と語った。
「我々の無料のロイヤリティプログラム、The Paddockを通じてファンにラスベガスのカラーリングをデザインし、投票してもらうことは、彼らをチームの中心に引き込むとてもユニークな取り組みだ。」
「今年のすべてのアメリカ開催レースでファンがデザインしたカラーリングを発表したが、それぞれのデザインは本当によくできていた。勝者を選ぶのは非常に難しい仕事だった。ラスベガスのアイコニックなシンボルをデザインに反映させ、開催地とチームの両方のエネルギーと興奮を捉えたリンジーさんに敬意を表したい。ラスベガスの街中を駆け巡る姿を見るのがとても楽しみだ。」
「とはいえ、シミュレーターで見た限りでは、あの長いストレートは信じられないほど高速なので、ストリップの明るいライトの下を車が通り過ぎていくときは、注意深く見ておく必要がありそうだ。シーズン最終のアメリカ開催レースは、ファンがデザインしたカラーリングという素晴らしさが加わり、さらに特別なレースになるだろう。」
レッドブルは、これまでのマイアミとテキサスでの限定デザインを施したマシンの勝利に引き続き、今回のファンによるデザインのカラーリングも彼らに幸運をもたらすことを期待しているだろう。
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