サージェント、年内にウィリアムズのシートを失う可能性
ウィリアムズのチーム代表であるジェームス・ボウルズは、ローガン・サージェントが2024年シーズンを終えられない可能性があり、もし彼がパフォーマンスレベルを上げられなければ、他のドライバーに交代させる可能性があることを示唆した。
ローガン・サージェントはウィリアムズでF1の2シーズン目を迎えているが、シルバーストーン前の段階でサージェントは今シーズン、まだ1ポイントも獲得していない。一方で、チームメイトのアレックス・アルボンは2ポイントを獲得している。
ジェームス・ボウルズはこれまでローガン・サージェントを常に擁護してきたが、態度を変え、2024年シーズンの終了前にサージェントとの別れを考える可能性を排除しなくなったようだ。
「ローガンには自身のシートを維持する機会があった。それは彼のコントロール下にある」とジェームス・ボウルズは今週末シルバーストーンでSky Sportsのマイクに向かって述べた。
「しかし、私はアレックス(アルボン)のレベルのパフォーマンスが必要だ。基本的に、日々そこにいてほしい。彼がそこにいることが出来なかった理由には私たちにも責任がある。単に、彼に適切な機材を提供できなかったレースが何度かあった」
「だが、ここ数レースではそれはもう当てはまらない…実際、もう何レースも前からだ。しかし、それでも私たちの責任だ。基本的に、彼はパフォーマンスを発揮したいと思っており、そこにいたいと思っている。そして私は彼にできる限りのチャンスを与えたいと思っている」
「決断を下さなければならない時期が来るだろう。そしてその時点で、2025年のことと、おそらく今年のことについても、決断を下すことになる。しかし、今日の時点ではそこまでは至っていない」
「現時点での私の優先事項は、クルマの問題を解決することだ。この分野で我々は期待以下のパフォーマンスを示している。ローガンでもアレックスでもない。クルマが適切なパフォーマンスレベルに達したら、それが我々にどのような影響を与えるかを評価する」
イギリスグランプリを前に、ウィリアムズはコンストラクターズランキングで9位につけており、シーズン最初の11戦で2ポイントを獲得している。
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