ペレス、体調不良を乗り越えシルバーストーンへ「調子は回復した」と確信
レッドブルF1のセルジオ・ペレスは、前戦のオーストリアGPで体調不良と闘いながらも、ベストの状態に戻ってきたと感じている。
ペレスはマイアミでのシーズン第5戦終了後のドライバーズランキングでレッドブルのチームメイト、マックス・フェルスタッペンの後塵を拝していたものの、その後の4大会でQ3を逃し、日曜日にダメージ制限演習が行われた。
彼は現在フェルスタッペンに81ポイント差をつけられているが、オーストリアでは週末を通して発熱の症状があったにも関わらず、15位から3位に上がった。レッドブルリンクの壇上に上がった後、今シーズンは順調に軌道に乗っていると楽観視している。
木曜日のシルバーストンでのドライバーズ記者会見で心境を問われたペレスは、次のように語った。
「とてもきつい週末だったが、我々はフレッシュで準備万端だ。」
その不毛な走りに終止符を打ったことで、今後自分とレッドブルにとって何が可能になるのかについて、彼はこう付け加えた。
「悪いレースがいくつかあったと思うが、その理由を今は理解しているし、基本的には年末までこの一貫性をこれからも維持できることを願っている。」
「(シルバーストンは)僕らにとって本当に良いサーキットになるはずだと思う。高速性が我々の強みなので、おそらくそしてできれば、他の週末よりも少しは輝けるのではないかと期待している。」
フェルスタッペンに関しては、今季これまで9勝中7勝を挙げ、ただ「今を楽しんでいる」と強調した。
「クルマの運転を楽しんでいるし、チームのみんなとの仕事も楽しんでいる。」と彼はコメントした。
「もちろん、この勢いを維持できることを願っている。しかし、他のチームも非常に熱心に取り組んでおり、いくつかのチームが今週末に再びアップグレードを行う。」
「我々としては、ただそれを楽しみながら、少しずつ前進していくだけだ。私たちが今いるような状況に何回陥るのか?それも重要だ。」