【シンガポールGP】フリー走行、フェラーリが好調
シンガポールでの1回目のフリー走行ではシャルル・ルクレールがトップの座に立ち、カルロス・サインツは2番手でフェラーリはワンツーでフィニッシュを果たした。そしてチャンピオンシップリーダーのマックス・フェルスタッペンは3番手となった。
30分間のアクションの後、トップタイムを記録したのはランド・ノリスだ。しかしフェラーリは好調なペースをキープし、ルクレールは1分33秒350のタイムで最速タイムを記録、サインツを0.078秒リードした。
昨年優勝者のセルジオ・ペレスは7番手、シンガポールGPで2度優勝しているフェルナンド・アロンソが8番手、角田裕毅が9番手、エステバン・オコンが10番手を記録した。
ランス・ストロールは11番手と、ピエール・ガスリーとアレックス・アルボンを上回った。バルテリ・ボッタスは14番手で、ハースの中でトップのケビン・マグヌッセンは15番手で完走した。
また同日に開催された2回目のフリー走行では、カルロス・サインツがシャルル・ルクレールとライバルのジョージ・ラッセルと僅差でトップに立った。シンガポールでの走行初日はフェラーリの圧勝となった。
ドライバーたちがピットインした後、ルクレールがペースを握った。ルクレールは1分32秒974でラップを完走し、フェラーリは引き続き好成績を残した。
しかしその後のチーム内の戦いでは、サインツがトップに立った。サインツはルクレールをわずか0.018秒リードする1分32秒120のタイムを記録した。ラッセルは0.235秒遅れ3番手でフィニッシュした。
フェルナンド・アロンソはシンガポールGPで複数回優勝している5番手のルイス・ハミルトンを抑えて4番手、ランド・ノリスは6番手でフィニッシュ。
フェラーリが好調な一方で、レッドブルにとっては苦難の日で、セルジオ・ペレスとマックス・フェルスタッペンはそれぞれ7番手と8番手で完走した。
ケビン・マグヌッセンとニコ・ヒュルケンベルグがそれぞれ9番手と11番手で、10番手のバルテリ・ボッタスを挟んでフィニッシュとなった。
アルファタウリの先頭に立ったリアム・ローソンは12番手を記録し、エステバン・オコンが13番手、ランス・ストロールが続き14番手、15番手のオスカー・ピアストリを上回ってフィニッシュした。
角田裕毅は16番手で、17番手の周冠宇のと18番手のピエール・ガスリーを上回り、ローガン・サージェントとアルボンがそれぞれ19番手、20番手でレースを終え、ウィリアムズが最後尾となった。
フリー走行終了後のアルファタウリの二人のコメントを紹介する。
「トリッキーではあったが、ユニークなトラックであることは予想していたし、楽しめているよ。ナイトセッションはクールだったし、多くのことを学んでいる。FP3を最大限生かす必要はあるけど、徐々に調子を上げてきているし大丈夫だ。明日はもっと良くなると思うよ。ここは伝統的なサーキットとは違うから、アップデートについてコメントするのは難しいけど、マシンは確実に進歩している。今夜もっとデータを分析して予選に備えるよ。」とリアム・ローソンはコメントした。
角田裕毅は「今日は全体的にまずまずといった感じでした。車の改善は見られたのかなと思います。ソフトタイヤでの減速の原因を突き止めてQ3進出目指して頑張りたいと思います。ポジティブに捉えていきたいです。」とコメントした。
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