【スペインGP】角田裕毅、正念場、「ここで良いパフォーマンスが見せられれば本物」
多くのメディアがモナコのタイヤ戦略に関して懸念を示していたが、メディアデーにアストンマーティンのフェルナンド・アロンソらは、モナコでのタイヤ戦略に関してチームを擁護する発言をした。
カルロス・サインツ・シニア氏はプライベートな会話で、「フェラーリのマネジメントは絶望的な状況で未来がない」とコメントしていたようだ。
ここでシャルル・ルクレールのメディアデーにおけるコメントの一部を紹介する。
「アップグレードで特に大きなものは期待していません。」「正直なところ、これからは毎レースで小さなアップグレードをしていくことを試していきたいと思っています。現時点では僕たちは非常にピーキーなマシンを備えています。」「特にバルセロナは今の自分たちのマシンの位置を正確に把握することに適したコースだと思いますので、自分たちが今どこに位置していて、何が弱点なのかを理解できるのは良いことだと思います。」「残念ながら今シーズンは良いスタートが出来ているとは言えません。」「去年チャンピオンシップを2位で終えて、希望に満ちた今シーズンを迎え、勢いをつけてチャンピオンシップを目指して戦えることを願っていますので。」「今、僕たちはそこには遥かに及ばないところにいます。なのでチームに対して多くの批判があることは承知しています。」「僕たちはただ更に集中し直して、可能な限りマシンを改善することに努める必要があります。」また、レッドブルとの差も大きなものだとコメントしていた。
そしてここ、スペインGPは2016年にマックス・フェルスタッペンが当時18歳で優勝した、フェルスタッペンお気に入りの地といってもいいだろう。そんなフェルスタッペンはホンダがアストンマーティンへ去ってしまうことを残念に思っているそうだ。
アルファタウリのニック・デ・フリースはヘルムート・マルコのプレッシャーに今回も晒されている。最低でもあと2戦は大きなプレッシャーとなるため、スペインGPは彼にとってかなり重要なGPとなる。もしかしたらすぐにリアム・ローソンにチャンスが巡ってきてしまうことになるかもしれない。
では、角田裕毅のメディアデーのコメントを紹介する。
「モナコではブレーキトラブルがありました。」「去年からありましたが、去年は僕よりもガスリー選手に対してよく起こっていました。」「ただ最近は僕に対してよく起こっていると感じています。」「温まらないため、雨の中のコンディションではプッシュができません。」「なので、さらにタイヤが冷たくなり、状況が悪化するだけでした。」「僕のドライビングスタイルによって起こっているわけではないです。」「ただ、いつだって少しでも僕が出来ることはあるはずなので、今日エンジニアと話しました。」「モナコに関しては全体的に雨が降るまでペースも良かっただけに、すごく残念に思っています。」
「ただ、これもレースの一部です。」「課題を解決して、将来に向けて確実に改善することが重要です。」「モナコは恐らく僕たちの車に合ったものだったので、本当のアップグレードを理解するのは今週末になると思います。」「ここで良いパフォーマンスが出せれば本物です。」「ただこれはレースウィークが始まるまで正直に本当にわかりません。」「ホンダの計画に関しては、僕はレッドブルの一員なので両チームのパフォーマンスがどうなっていくのか見守っていくつもりですが、今はレッドブルにいることを嬉しく思っています。」「それは2026年もです。」「今は僕の価値をしっかりとアルファタウリや他のチームに示していくことが目標です。」「ガスリー選手が去ったことでチームも僕もプレッシャーを少し感じていましたが、チームにはドライバーの心配をさせずに開発に集中できるようにしてもらいたかったので。」「チームからの信頼は間違いなく上がっていると思っていますし、自分自身もより強い責任感を感じています。」
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