メルセデス・ベンツCEO、フェルスタッペン獲得に関心
メルセデス・ベンツのCEOであるオラ・カレニウスは、現在レッドブルのドライバーであるフェルスタッペンが「銀色に身を包んでいる姿が素晴らしいだろう」と述べ、マックス・フェルスタッペンに直接手を差し伸べた。
ルイス・ハミルトンが、2024年シーズン終了後にメルセデスを離れフェラーリに移籍すると発表して以来、メルセデスは、2025年からハミルトンが空けたシートを埋めるドライバーを探している。候補者には事欠かないが、現時点ではメルセデスは時間をかけて、2026年に新しい技術規則がF1に導入される前の来シーズンからジョージ・ラッセルとチームを組む適切なドライバーを見つけようとしている。
一方、マックス・フェルスタッペンは、2026年に新しい規則が導入された時に最も有利な立場にいるために、最速のマシンと適切な「環境」にいたいと一貫して述べてきた。
Sky Sportsのドイツでのインタビューでメルセデス・ベンツのCEOであるオラ・カレニウスは、フェルスタッペンの発言に完全に同意しているようで、躊躇することなく彼に関心を示した。
「最高のドライバーは最高のマシンを求めており、最高のパッケージを組み合わせるのが我々の仕事だ」とオラ・カレニウスは語った。
「2026年にカードは再配布される。新しい秩序と新しいルール。これもチャンスだ。マックスが銀色に身を包んでいる姿は素晴らしいと思わないか?」
公式には、フェルスタッペン陣営とメルセデスの間に議論はないが、チーム代表のトト・ヴォルフは最近、フェルスタッペンをチームに引き入れたいと述べてきた。しかし、トト・ヴォルフはまた、メルセデスがまずフェルスタッペンの才能にふさわしいマシンを用意する必要があることを強調した。
「彼を引き入れたいが、まずは自分たちのマシンを何とかしなければならない」とトト・ヴォルフは3月に語っていた。
2028年までレッドブルと契約しているマックス・フェルスタッペンは、現在のチームでの居心地の良さを強調し、噂で示唆されているような離脱は計画していないと一貫して述べている。
「レッドブルと長期契約を結ぶという意図は多くを物語っている」とマックス・フェルスタッペンは、メルセデスに移籍する可能性についての噂を聞かれた際にコメントした。
「自分のキャリアにおいてレッドブルが何を意味するのか分かっているし、ここにいることを感謝している。チームの一員でいられて幸せだ。こうした実績があれば、去ることを考える理由はない。僕には2028年末までの契約がある」とフェルスタッペンは強調した。
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