フェルスタッペン「ペースがあればスタート位置は重要ではない」
スプリントレースの勝者レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、チャンピオンシップのライバルであるランド・ノリスに次ぐ予選2番手タイムを記録した。
過去3回のアメリカグランプリでは、グリッド2番手からスタートしたドライバーが常に最初のコーナーでトップに立っており、レッドブルのフェルスタッペンにとっては良い兆しだ。しかし、フェルスタッペンは数字や統計にそれほど関心がなく、現実的な姿勢を保っている。
「スタート位置はあまり重要ではない。レースペースが良ければ、ここではオーバーテイクができる。このサーキットはレースに適しているからね」とフェルスタッペンはSky Sports F1に語った。「去年は6番手からスタートして勝った。ただ戦いの中にいられることを願っている」
土曜日のスプリントレースは、メインレースがどのようなものになるかを垣間見せてくれた。ノリスとフェルスタッペンの戦いに加え、チャンスを狙う2台のフェラーリも忘れてはいけない。フェルスタッペンにとって、このスプリントレースから得られた教訓は、再び戦えるということだ。
「ここ数レースは、後ろ手に縛られて戦えないような感じだったが、明日は違うことを願っている。マシンをより安定させることができたと思う。だから、コーナーをもう少し攻めやすくなっている」と彼は締めくくった。
フェルスタッペンはチームメイトのセルジオ・ペレスの戦略的サポートにはあまり期待できないが、ノリスには強力な味方がいる。実際、グリッド5番手のオスカー・ピアストリは、オースティンでノリスを助けることが任務となるだろう。戦略をずらすことで、ピアストリはレースのある時点で、ピットから出てきたフェルスタッペンの前に出られる可能性がある。そうすれば、フェルスタッペンのレースペースを崩すことができるかもしれない。
一つ確かなのは、このレースが盛り上がることであり、見逃せないものになるということだ。
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