【ウィリアムズF1】ローガン・サージェント、来季契約の運命はいかに

ウィリアムズ・レーシングのシーム代表であるジェームズ・ボウルズは「彼の困難の責任は我々チームにもある」と認めた上で、2024年シーズンもローガン・サージェントをドライバーとして雇用する方針であることを再度公言した。

今季ルーキーとしてF1にデビューしたサージェントは、未だにポイント獲得達成とならず、パフォーマンスの向上にに伸び悩んでいる。

絶好調のアレックス・アルボンと並ぶレースシートは、2024年のグリッドにおける最後の空席であるが、昨今、チームに大きなダメージを与えるミスやクラッシュが度々注目を集めている。

日本GPでは、予選で大きなクラッシュ、サージェントのマシンは大きな損傷を得た。そして決勝ではアルファロメオのバルテリ・ボッタスと衝突し、ダメージを受けてレースをリタイアした。サージェントのシート喪失の噂を受け、チーム代表のボウルズは彼の将来について見解を述べた。

「ローガンは今シーズン終了までに何を達成しなければならないか、非常に明確な目標を持っており、我々は常に彼と協力体制にある」

「それが大切な事だ。我々は彼と協力している。チームは彼が成功することを望んでいるし、来年もウィリアムズのマシンに乗ってもらいたいと思っている。」

「彼の運命は我々にとっても非常に大きな責任だ。重要なテストも行わずにF2からそのまま迎え入れ、新しいマシンでバーレーンで1日半走行させ、ルーキーにとって非常に挑戦的なシーズンの無事を祈っただけだった。」

「ポジティブな兆しに注目したい。何よりもまず、ローガンはアレックスと同じ空力特性を持っていない。今年はアレックスの車にはあってローガンの車には無いアップデートがある。」


「ローガンはウィリアムズの一員として我々とともに旅を続けている。我々には今後も投資を続ける若手ドライバーへのプログラムがある。チーム全員がそのプログラムの最終地点に到達したと確信した時点でのみ、契約を解除するかどうかの決断を下すことになるだろう。まだその段階には達していないのだ。」

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