[メキシコGP予選]ハミルトンが移籍後初のポール獲得!平川亮は19番手
2026年F1第20戦メキシコGPの予選がアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで行われ、フェラーリのルイス・ハミルトンが渾身のラストアタックで1分16秒514を叩き出し、フェラーリ移籍後初、自身のF1キャリア通算105回目となるポールポジションを獲得した。
2番手にはわずか0.009秒差でメルセデスのジョージ・ラッセルが続き、3番手にシャルル・ルクレール、4番手にアタック中にロックアップを喫したマックス・フェルスタッペン、5番手にポイントリーダーのキミ・アントネッリがつけ、トップ5が0.2秒以内にひしめく大激戦となった。
ハミルトンはポール確定後、エモーショナルな無線でチームに「君たちも自分自身を誇りに思ってほしい。プッシュし続けなければならない。僕たちは正しい道を進んでいる。最高の気分だ!」と喜びを語った。
Q1:アロンソのトラブルと赤旗、平川亮は19番手で予選デビュー
天候に恵まれた現地時間15時、18分間のQ1がスタートした。FP2を欠場し予防的PU交換を行ったキャデラックのセルジオ・ペレスが地元ファンの声援を受けながら真っ先にコースインした。
セッション序盤、アストンマーティンのランス・ストロールが大きなロックアップに見舞われると、チームメイトのフェルナンド・アロンソにはERSシステムに関連する水圧トラブルの疑いが発生。アロンソはスタジアムセクションの退避エリアにマシンを止めるよう指示され、セッションは一時赤旗中断となった。
赤旗解除後、ルクレールが1分17秒台へタイムを入れ替えて首位に立ち、ノリス、アントネッリ、フェルスタッペン、ラッセルが続いた。カットオフライン付近では、アレックス・アルボン、アロンソ、オコンの代役として週末を戦う平川亮、ストロール、ペレス、バルテリ・ボッタスがノックアウトゾーンに沈んだ。
ハースから自身初のF1予選に臨んだ平川亮は、Q2進出には届かなかったものの、19番手という健闘のタイムで予選を終えた。
- Q1敗退ドライバー: アレックス・アルボン、フェルナンド・アロンソ、平川亮、ランス・ストロール、セルジオ・ペレス、バルテリ・ボッタス
Q2:フェルスタッペンがトップも、ピアストリがショックのQ2敗退
15分間のQ2では、アウディのニコ・ヒュルケンベルグ(11位)やアルピーヌのフランコ・コラピント(12位)が健闘を見せる中、タイムシートの頂点には1分16秒876をマークしたフェルスタッペンが立った。
一方、最大の波乱となったのがマクラーレンのオスカー・ピアストリの脱落だ。ピアストリは「リヤのグリップが全くない」と苦しみ、プレッシャーのかかる最後のアタックでもタイムを伸ばせず13番手に終わり、Q2で姿を消した。また、カルロス・サインツは17番手でチームメイトのアルボンを今季14回目の予選で上回ったものの、Q3進出はならなかった。
- Q2敗退ドライバー: ニコ・ヒュルケンベルグ、フランコ・コラピント、オスカー・ピアストリ、ガブリエル・ボルトレート、オリバー・ベアマン、カルロス・サインツ
Q3:ハミルトンが土壇場で奪首、グリッド降格ペナルティの行方
最終12分間のQ3では、フェラーリ勢が真っ先にアタックを開始し、ルクレールが暫定ポールを獲得。フェルスタッペンが0.045秒差で追う展開となった。
最終局面、メルセデスのラッセルが素晴らしいラップを見せて暫定首位に躍り出たが、直後にチェッカーを受けたハミルトンが1分16秒514を記録してラッセルを0.009秒上回った。逆転を狙ったフェルスタッペンは勝負どころのラップでロックアップし4番手に留まった。
なお、8番手に入ったリアム・ローソンと4番手のフェルスタッペンは、FP2で起こした接触事故によりそれぞれ1グリッド降格ペナルティが科される。これにより、予選9位のアービッド・リンドブラッドが8番手グリッドへ繰り上がり、ローソンは9番手スタートとなる。
また、今週末9位以上で初のドライバーズタイトルが確定するアントネッリは5番手グリッドから日曜日の決勝に挑む。
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