ハミルトンとラッセル、メルセデスの高いモチベーションを称賛
メルセデスのルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルは、予想よりも芳しくないシーズン開幕後の困難な時期にもかかわらず、チームがモチベーションを維持し続けていることを称賛した。
2022年と2023年の2シーズンの苦闘の後、メルセデスは前年よりも競争力のあるマシンで2024年を迎えた。
しかし、レッドブルとフェラーリにプレッシャーをかけるには十分ではなく、カスタマーチームであるマクラーレンに、現在チャンピオンシップで後れを取っている。
イモラに到着したルイス・ハミルトンは、これまでのところ期待通りの1年ではなかったことを認めたが、W15に対するチームの今後の開発について楽観的な見方を示した。
「前回のレースはポジティブだったし、まだまだ今シーズンは長い道のりが残っている。僕は今後の開発に本当にわくわくしているんだ」と、ハミルトンは木曜日にイモラで語った。
「前回のレースで一歩前進し、今週末にもう1つ(アップデートが)あり、他のものも準備中だ。僕たちは、何をすべきか、何を変えるべきかについて、ある種の指標を見つけたと感じている。ただそれには時間がかかる」
「でも、チーム内のエネルギーは信じられないほど高い。このチームの回復力は本当にすごいよ。何度も打ちのめされても、彼らは単にプッシュし続ける。だから、僕たち集中し続け、毎週末ベストを尽くそうとする」
一方チームメイトのジョージ・ラッセルもハミルトンの発言に呼応。
メルセデスのモチベーションは揺るぎないと考えている。
「ルイスが言ったように、チームがまとまって、ファクトリーでたくさんの時間を費やし、これらの開発をより迅速にマシンにもたらそうとしているのを見るのは印象的だ」とラッセルは述べた。
「彼らはマシンをより速くするために一生懸命働いてきた。シーズンの4分の1が過ぎたが、僕たちが進むべき方向性は非常に明確だと思う。それが人々にモチベーションを与え、僕たちが開発すべき明確なプラットフォームを提供している」
「今後のレースで時間が経てばわかるが、士気やモチベーションが確実に低下することはない。そして、誰もがメルセデスをトップに返り咲かせるために非常にやる気になっているんだ」
エミリア・ロマーニャグランプリを前に、メルセデスはコンストラクターズランキングで4位につけており、3位のマクラーレンとは60ポイント差だ。
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