ピレリ、オースティン、メキシコ、ブラジルのタイヤ選択を発表

ピレリは、F1に参加する10チームに対し、北米2カ国と南米1カ国での3連続レースウィークエンドを含む長期アメリカ大陸遠征で使用可能なコンパウンドを発表した。

2024年10月18日から20日にオースティンで開催予定のF1アメリカグランプリでは、C2コンパウンドがハードタイヤ、C3がミディアムタイヤ、C4がソフトタイヤとして使用され、2023年の選択を踏襲。

その後、メキシコ（10月25日-27日）とブラジル（11月1日-3日）では、ピレリ製品群の中で最もソフトな3つのコンパウンドが使用される。C3がハードタイヤ、C4がミディアムタイヤ、C5がソフトタイヤとして使用される。

メキシコグランプリについては2023年と同じ選択だが、インテルラゴス・サーキットについては今年新たな選択となる。昨年の大会ではC2がハード、C3がミディアム、C4がソフトとして使用されていた。

ブラジルでは、3つのうち最もハードなタイヤは一度も使用されず、全ドライバーがミディアムとソフトを交互に使用する2ストップ戦略を選択。したがって、一段階ソフトなタイヤを選択することで、戦略オプションがより多く利用可能になるはずだ。

また、ブラジルのサーキットでは現在、アスファルトの再舗装を含む工事が進行中であり、それに伴う不確定要素があることに注意が必要だ。そのため、金曜日のフリー走行はタイヤの挙動を確認する上でこれまで以上に重要となり、週末を通じてグリップ条件が急速に変化することが予想されている。

ピレリのタイヤ選択

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