アルピーヌ、2人のドライバーによる接触でレースが台無しに

Esteban Ocon in Suzuka
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鈴鹿での赤旗後のレース再開時に、アルピーヌの2人のドライバー間による軽い接触が、今シーズン初ポイント獲得のチャンスを損なった。

レース再開時、ピエール・ガスリーはスターティンググリッド上でチームメイトのエステバン・オコンをオーバーテイクしたが、2台のマシンが軽く接触。
その結果、ガスリーのマシンのフロアとオコンのフロントウィングが損傷した。
そこから、2人のアルピーヌドライバーは、明らかにパフォーマンス不足のアルピーヌA524を操り、チェッカーフラッグまで最後尾に留まった。

「2回目のスタートでの接触事故により、両方のマシンが損傷を受け、レースが台無しになった」と、アルピーヌのチーム代表であるブルーノ・ファミンはレース後に鈴鹿で説明した。

「両方のマシンが大幅なダウンフォースの損失を被り、パフォーマンスとラップタイムに大きな影響を与えた。それに加え我々はペースが不足しており、すべての分野で改善を続け、マシンを向上させる必要がある」
と、ファミンは強調した。
アルピーヌは今週末、A524に新しいパーツを導入していた。

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ドライバー側では、ピエール・ガスリーは、自分のマシンへのダメージによるダウンフォースの損失を約30ポイントと見積もった。
「フロアに大きな損傷があり、約30ポイントのダウンフォースとラップタイムを失った。その時点で、レースは非常に難しくなり、できることは限られていた。ただ、できる限り攻撃するしかなかった」とガスリーは述べた。

Pierre Gasly Suzuka Japan
アルピーヌのピエール・ガスリー

「僕たちが目指す位置にはまだいないが、今週末に初めてのアップグレードを持ち込めたのは良いことだ。現在のポジションを改善するために、コンセプトを開発し、できるだけ早く新しいパーツを導入し続ける必要がある」と彼は続けた。

一方、エステバン・オコンは、自分のマシンへのダメージはあまり大きな違いを生まなかったと考えており、アルピーヌは十分な競争力がないと述べた。
「ダメージを負ったマシンで戦わなければならなかったのは残念だが、全体の状況にはあまり影響しなかったと思う」とオコンは述べた。

「予選に比べてレースペースで苦戦した。分析すべきことがたくさんあるから、次の上海でのレースではより強く戻ってこられることを願っている。」

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日本グランプリ後、アルピーヌはキック・ザウバーとウィリアムズとともに、コンストラクターズランキングでまだ1ポイントも獲得していないグリッド上の3チームの1つとなっている。

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