アルピーヌ、日本GPに予備シャシーがないことを明かす

ウィリアムズ同様、アルピーヌも今週末の日本グランプリで予備シャシーを持ち合わせていないことを明かした。
一方、アップデートについては、マイアミGPで新しいパーツが利用可能になる予定だ。

アルピーヌは、ピエール・ガスリーとエステバン・オコンがドライブするA524にアップデートを加えるべく、数週間にわたって休みなく取り組んできた。
これらの新機能には、新しいフロントウイング、新しいブレーキダクト、新しいビームウイングが含まれる。
アップデートは、金曜日で唯一実質的なセッションとなったFP1でテストされ、ドライバーの最初のフィードバックによると、「期待通りに機能している」ようだ。

A524にさらなる技術的進化が早期に導入されるかどうかを金曜日に問われたアルピーヌのチーム代表ブルーノ・ファミンは、6戦目となるマイアミGPに向けて、他の新機能を用意すべく懸命に働いていると説明した。

「我々は現在、2つのファクトリーでできる限りプッシュしている。
ヴィリーでは、エネルギー管理(電気)のためだ。これが規則により性能を見出せる唯一の方法だ」とファミンは説明する。

「そしてエンストンでは、もちろん、主に空力とタイヤの開発に取り組んでいる。私たちはこのクルマの開発に励んでいる。今後のレースでは、他の(新機能)を確実に手に入れるだろう。6戦目のレースであるマイアミになると思う」

前戦のオーストラリアでは、金曜日のFP1でアレックス・アルボンがクラッシュ。
ウィリアムズは予備シャシーがないために週末の残りの間、2台のマシンを走らせることができず、大変な苦境に立たされた。

今週末の鈴鹿でも、ウィリアムズはまだ予備シャシーを持っておらず、早くてもマイアミGPまでは用意できない見込み。
グロープのチームはあと数レース、プレッシャーがかかる状況が続く。

メルボルンでウィリアムズが経験したような事態を避けるため、アルピーヌが今週末の日本に予備シャシーを持っているかどうかを聞かれたブルーノ・ファミンは、次のように否定的に答えた。
「鈴鹿に予備シャシーはない。次のレースからになる予定だ」と彼は付け加えた。

日本グランプリを日曜日に控え、アルピーヌはキック・ザウバーとウィリアムズとともに、シーズン開幕から1ポイントも獲得していない3チームのうちの1つだ。

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