アロンソ、スプリント予選3番手獲得に「かなり満足」
フェルナンド・アロンソは、雨に見舞われたトリッキーなスプリント予選を乗り越え、アストンマーティンのトップ3入りに満足感を示した。
チームと新たな契約を結んだばかりのアロンソは、ドライコンディションでSQ3進出を果たすと、雨が降ってきてインターミディエイトに切り替わるなか、マクラーレンのランド・ノリスとメルセデスのルイス・ハミルトンの後ろにつけた。
アロンソのパフォーマンスは際立っており、アロンソは世界チャンピオンのマックス・フェルスタッペンを抑えたスプリントグリッドを獲得した。
アロンソはセッションの様子を尋ねられ、次のように答えた。
「正直言って、かなりストレスがあったよ!SQ1では(気象)レーダーを見ていたんだけど、最初の1分から雨の脅威があったんだ」
「SQ1である程度前進し、SQ2では8番手か9番手だった。SQ3では最後に雨が降ってきて、毎ラップ少しずつコンディションが変わっていった」
「タイヤは毎ラップ少しずつ良くなっていったが、サーキットは雨が増えて少し悪くなっていたので、グリップレベルとリスクを判断するのが難しかった。でも最終的にはこの結果にかなり満足しているよ」
この日、アロンソはミディアムやソフトコンパウンドのタイヤではなく、ピレリのハードコンパウンドタイヤで走行した。
そのため、土曜日のグランプリ予選、そして日曜日のグランプリ本番に向けた100kmスプリントを前に、アロンソは自身とチームの立ち位置について”明確な考え”を持っていないことを認めた。
「明日のスプリント、そして日曜日のメインレース、週末にはたくさんのレースがある。明日も予選でいい走りができるかどうか見てみよう」
一方、アロンソのチームメイトであるランス・ストロールは、SQ2セッションで最下位の15番手に終わった。
「フィーリングは良くなかった。グリップがなかったんだ。スプリントでできることはあまりなさそうだ。決勝のための予選でいい走りができればいいね」
アストンマーティンは、現在コンストラクターズランキングで4位のメルセデスに1ポイント差に迫っている。
今週末の中国グランプリで、今シーズン初開催されるスプリントレースでは、上位8台にポイントが加算される。
通常のグランプリウィークよりも多くのポイント獲得が期待されている。
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