ツォロフ「そう簡単な話じゃない」—レッドブル期待の新星、F1参戦への本音
多くのGP専門家やファンが確信している。ニコラ・ツォロフは来年、F1デビューを果たすだろうと。レッドブル・ジュニアチームに所属するブルガリア出身の若手ドライバーは、現在フォーミュラ2で圧倒的な強さを見せている。F1への控室ともいわれるこの最高峰の育成カテゴリーで、彼は自身初のフル参戦シーズンを戦っている。
史上初の3連勝、記録更新も視野に
ツォロフは167ポイントで総合首位に立ち、2位のガブリエーレ・ミニに20ポイントの差をつけている。さらに、レッドブル・リンクとシルバーストンでの3連勝により、彼はすでに歴史にその名を刻んだ。フォーミュラ2史上、これを成し遂げたドライバーは他にいない。今年これまでに6勝を挙げており、次の勝利があれば1シーズン最多勝記録に並ぶことになる。
レーシングブルズCEO「テストを検討している」
このティーンエイジャーへの関心が高いのも当然だ。レーシングブルズのピーター・バイヤーCEOは「Sky Sports F1」でこう強調した。「彼に旧型のF1マシンでテストをさせることを検討している。金曜セッションを走るにはライセンスが必要だが、彼にはまだ経験走行距離が少し足りていない」
イモラでの旧型マシンテスト
その経験は、レーシングブルズの次回テストで積むことになる。舞台はイモラ、使用するのはファエンツァを拠点とするチームの昨年型GPマシンだ。ツォロフは「ServusTV」の取材に対し、自身のF1参戦の可能性についてこう語った。「難しい質問だね。F1でシートを得られることを願っているけど、残念ながらそう簡単な話じゃないんだ」
19歳の若者は、今はフォーミュラ2の走りに完全に集中していると強調する。「1戦ずつ積み重ねていくつもりだ。今良い走りをすればするほど、昇格のチャンスも大きくなるとわかっているから。今大事なことに集中していて、その先に何が待っているかはこれから見えてくると思う。自分にはチャンスを掴む資格があると本当に思っているし、そのチャンスが訪れることを願っている」
レッドブル系列内のシート構造を巡る動向については、角田裕毅 最新情報・2027年シート動向でまとめている。
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