メルセデス、マイアミGPでアップグレードを予定

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メルセデスのチーム代表であるトト・ヴォルフは、5月上旬に開催される次戦マイアミグランプリで、チームがW15にいくつかの新機能を導入すると明らかにした。

中国グランプリでは、ジョージ・ラッセルが6位、ルイス・ハミルトンが9位と、メルセデスの両ドライバーが入賞圏内でレースを終えた。
トト・ヴォルフ自身も認めるように、相変わらずドライビングが難しいW15で上海でこれ以上の成績を収めることは不可能だったと思われる。

さらに悪いことに、メルセデスはルイス・ハミルトンのマシンで前日に行われたスプリントレース後に「極端な」セッティングを選択。
土曜日の予選で失敗してしまい、ハミルトンは18番グリッドからレースをスタートした。

「我々はペースに欠けており、深く掘り下げる必要がある。マイアミに向けてアップグレードを控えており、良い一歩になるようだ。それがどこに導いてくれるか見てみよう」と、トト・ヴォルフは語った。

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「マシンは良くない。だがマシンの弱点がどこにあるかわかっている。我々は(中国グランプリ中に)より攻撃的になりたかった。このマシンでやるべきことが何か違うかどうかを確認するためだ」

「しかし、マシンはレースで速くなかった。ルイスがマシンがターンしないと言っているのが聞こえたはずだ。データでもそれが見て取れる。だから(セッティングを変更するのは)正しいことではなかった」

「このマシンは、セッティングとドライビングが難しいと思う。だからこそ、こうしたパフォーマンスの振れ幅が生じるのだ。今日のマシンの位置は最適とはほど遠く、ルイスは綱渡りをしていた。それが我々の現状だ」

「今日、我々はマシンを適切な範囲内に収めることができなかった。スプリント後に極端な変更をしすぎて、週末の最も重要な部分をはるかに難しくしてしまった」と彼は付け加えた。

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「今日の結果は全体的に十分ではないことは分かっている。改善するために深く掘り下げる必要がある。レッドブルの後ろの中団は混戦で、最終的な順位という点では些細な違いが大きな差になる可能性がある」

「今後のレースで、マシンを一歩前進させ、改善につながることを期待している開発を控えている」

2024年のF1第6戦となるマイアミでは、メルセデスだけでなく、マクラーレンとアルピーヌもいくつかの新機能を導入する予定だ。

中国グランプリ後、メルセデスはコンストラクターズランキングで依然4位につけており、3位のマクラーレンに44ポイント差をつけられている。

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