ハミルトン、メルセデスの「大きな前進」を称賛

ルイス・ハミルトンは、上海インターナショナルサーキットで行われた土曜日のスプリントレースで、マックス・フェルスタッペンに続いて2位でゴール。
メルセデスに表彰台をもたらし、「すごく嬉しい」と自身の感想を述べた。

ハミルトンは、ポールポジションからスタートしたランド・ノリスを1周目にオーバーテイク。
当初はレースをリードしていたが、4番手からフィールドを駆け上がったフェルスタッペンに勝利を奪われ、スプリントレースを2位で終えた。

スプリント形式のレースでは、2024年シーズンにおけるメルセデスの初の表彰台となった。
これまでペースの片鱗は見せていたものの、レッドブルと戦いレース優勝に挑む上で必要なフォームを示すには至っていなかったのが事実だ。

「これは僕にとって長い間で最高の結果だから、本当に嬉しく、感謝している」とハミルトンは語った。

ハミルトンの最後の表彰台は、昨年のメキシコでの2位だった。

「もちろん、今日はレッドブルと戦うことはできなかったが、これは大きなステップ、大きな改善だ」

「少なくとも雨(スプリント予選)のおかげで、自然と状況は良くなったと思う。レースは厳しいものだったし、もしもっと後方にいたら、おそらく追い上げるのに苦労していただろう。このレースの短い走行を通して、クルマについてたくさんのことを発見した。だから、明日が楽しみだよ」

残りの週末、つまりグランプリの予選とグランプリ本番に向けて、自身とメルセデスがどのような形になるかについて、ハミルトンは慎重ながらも楽観的な見通しを示した。

「一発のスピードでは、明らかにフェラーリやレッドブルほど速くないと思う」と彼は続けた。

「マクラーレンは間違いなく我々より先行していて、おそらくアストンマーティンも同様だ。我々はアストンマーティンと非常に近い位置にいるだろうね。今日のところはそう見ている」

「フロントローを争うことは予想していない。ただ幸いなことに(パルクフェルメの制限の間で)調整を加えることができるから、これから3時間以内にクルマを改良し、これまでよりも良い予選セッションを迎えられることを願っている」

ハミルトンのチームメイトであるジョージ・ラッセルは、11番手から8位まで上がり、ミディアムタイヤではなくソフトタイヤを使用した唯一のドライバーとして、スプリントレースで得点圏内に滑り込んだ。

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