メルセデス、マイアミで中国と同じシナリオを繰り返さないことを誓う

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メルセデスのテクニカルディレクターであるジェームズ・アリソンは、マイアミでW15に導入されるいくつかの改良により、2人のドライバーがより快適に走ることを期待している。

中国グランプリでメルセデスは、W15に適していない特性を持つ上海インターナショナルサーキットで苦しんだ。
さらに、スプリントウィークエンドであったにもかかわらず、メルセデスはセッションごとにマシンのセットアップを大幅に変更することを選択。
その直接の結果として、ルイス・ハミルトンは予選のQ1で敗退してしまったことは記憶に新しい。

最終的に、ジョージ・ラッセルは中国グランプリを6位でフィニッシュ。
ルイス・ハミルトンは3台のリタイアに助けられ、順位を上げて9位でポイント獲得して終えた。

困難な中国グランプリを終えて、メルセデスは今週行われるマイアミグランプリで、中国グランプリと同じシナリオを繰り返さないという強い意志を持っている。

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「私たちは毎週末、何かを学ぶだろう。それがF1の現実であり、レースだ。たとえファクトリーにツールがたくさんあり、強力な計算能力があり、多くの人がそのことについて考えていたとしても、クルマがトラックにあり、設計された目的のために走っているときほど、クルマについて学ぶのに適した場所はない」とジェームズ・アリソンは考えている。

「私たちは、今週末マイアミでレースを行う。マイアミは、リアが制限されているトラックだ」

「私たちの課題は、中国とは非常に異なる。中国とは異なる特性をクルマに要求するマイアミのトラックで、中国で起こったシナリオを再現しないよう努める」

「そしてマイアミでは中国に引き続きスプリントレースが開催される。中国では、メインレースのためにセットアップする前に、スプリントレースで野心的になる必要があることを確実に学んだ」

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「私たちがより良いポジションにつけて、マイアミで行うアップグレードが、予選で役立つことを願っている」

「数百分の1秒が時には違いを生み出すことになる。だから、これがどのように展開するのか楽しみにしている」

マイアミで追加されるW15への新しいパーツについて、アリソンは詳細には触れなかったものの、それらがマシンの全体的なバランスを修正することを期待している。

「私たちは、アップグレードパッケージを持っている。困難の原因となっている根本的なバランスを修正することを期待している部品もある」とアリソン氏は付け加えた。

マイアミグランプリを控え、メルセデスはコンストラクターズランキングで4位につけており、5位のアストンマーティンに12ポイント差をつけ、3位のマクラーレンには44ポイント差をつけられている。

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