ガスリー、マイアミでアルピーヌの最新アップデートを搭載
ピエール・ガスリーは、2024年F1第6戦となる今週末のマイアミグランプリで、アルピーヌの最新技術アップデートを自身のマシンに搭載することになった。
前戦の中国グランプリでは、アルピーヌはエステバン・オコンのマシンにアップデートを導入。
特にA524のフロアに進化版を採用した。
当初、アルピーヌはこの新機能をマイアミで両マシンに導入する予定だったが、エンジニアたちは中国グランプリのために新しいパーツを製造するという離れ業を成し遂げ、オコンのマシン1台分に搭載することに成功した。
中国グランプリの後、エステバン・オコンのマシンから収集されたデータにより、アルピーヌは新しいパーツを最終的に検証することができた。
つまり、ピエール・ガスリーも今週末のマイアミでアップデートされたマシンを走らせることができるということだ。
アルピーヌのチーム代表を務めるブルーノ・ファミンは、ルノーチャンネルの取材に対し、「中国は我々に待ち受ける仕事の大きさを示した」と語った。
「我々は1台のクルマにアップデートを行い、マイアミでは両方のクルマに搭載し、いくらかの進歩を遂げることができる。しかし、(中国グランプリでポイント圏外に終わったこと)は、我々が野心から程遠いことを浮き彫りにした」
「我々はパフォーマンスを追求し続け、全体のパッケージを理解して、機会を最大限に活用できるようにしなければならない」
「両ドライバーは先週、準備の一環としてシミュレーターでチームと時間を過ごした。舞台裏ではみんなが一生懸命働いており、マイアミでの良い週末を目指している」
ピエール・ガスリーは、ようやくこの新機能をテストできることを楽しみにしていると語った。
「チームの並外れた努力のおかげで、マイアミでは僕のクルマにアップデートが施される」と、ガスリーはシーズン第6戦を前に語った。
「中国では進歩の兆しが見られ、レースではより良い状態になっているように見えた。ポイントに近づいているが、もっと努力し、さらに力を発揮しなければならない。一生懸命働き続け、現在僕たちが持っているものを最大限に活用するためにパッケージを理解しなければならない。それが僕のマイアミでの目標だ」
マイアミグランプリを今週末に控え、アルピーヌはウィリアムズとキック・ザウバーと共に、コンストラクターズランキングでまだ1ポイントも獲得していないグリッド上の3チームの1つとなっている。
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