フェルスタッペン、モナコの予選で苦戦
モナコグランプリのスターティンググリッドで6番手となった、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、モナコの狭いコースでかなり神経質なマシンを操縦していることに、フラストレーションを隠せなかった。
週末の初めから、マックス・フェルスタッペンは、モナコのコースのバンプに非常に敏感なレッドブルRB20のハンドリングに苦労している。
フェルスタッペンは、様々な走行セッションで何度もレールに当たっており、マシンに全く満足していない。
予選で6位に終わった直後にフェルスタッペンは、今週末のマシンの問題点について詳しく説明した。
「実際、僕たちがこれほど競争力があるとは驚いた。僕たちは今週末、成功するプランにたどり着くためにあらゆることを試したが、何も機能しなかった」と、フェルスタッペンは予選後に語った。
「クルマの操縦が難しいだけなんだ。チェコ(Q1で敗退したペレス)を見れば、全てが語られている。彼は通常、市街地コースでは素晴らしいパフォーマンスを発揮するが、予選18位だ。そして僕が予選6位になるということは、僕たちがかなり劇的な問題を抱えていることを示している」
「クルマから全てを引き出そうと努めたよ。でも少しでも間違ってバンプに当たると、クルマが反応してしまう。僕は壁に激しく当たったわけではないけど、すぐにタイムを失ってしまった」
「僕たちのクルマはかなり硬い感じだ。その結果、すぐに内輪をロックしてしまう。もちろん、これはタイトなコーナーで素早く曲がるのも難しくしている。全てがかなり敏感だ」
週末の初めには、マックス・フェルスタッペンがパフォーマンスを発揮していないのは、ただのはったりで、土曜日には簡単にポールポジションを取れるだろうと予想されていた。
だがチャンピオンシップのリーダーであるフェルスタッペンは、現在ドライバーズランキング2位のシャルル・ルクレールとは対照的に、今週末は全く歯が立っていないことは明らかだ。
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