オコン「トラックに戻るのが待ち遠しい」

モナコグランプリでのレース1周目におけるチームメイトのピエール・ガスリーとの接触以来、アルピーヌのエステバン・オコンは感情面でかなり大変な2週間を過ごした。
しかしモントリオールに到着するにあたり、オコンは今やトラック上での仕事に集中したいと考えている。

エステバン・オコンは、モナコグランプリの1周目で自身のミス（彼が認めている）によってチームメイトのピエール・ガスリーのマシンに衝突した後、ここ数日メディアの見出しを飾っている。
この接触の責任があると判断されたオコンは、今週末のカナダグランプリで5グリッド降格のペナルティを科された。

今年の第9戦を前に、アルピーヌはまた、エステバン・オコンが2024年シーズン終了時に「合意の上で」チームを離れることを発表。
このニュースは再びオコンを注目の的に置いたが、彼は今は自分の仕事に集中したいと強調した。

「ここ数日、多くのことが語られてきたから、ステアリングを握って、トラックに戻るのが本当に待ち遠しい」とエステバン・オコンはカナダグランプリを前に述べた。

「僕は今週末のカナダでの結果を最大化するために、すべての集中力とエネルギーをチームに注いでいる」

「モナコで見せたペースは前向きなものだった。特に予選では、両方のマシンをQ3に入れるチャンスがあった。チームとして、シーズンを通して着実な進歩を遂げてきた」

「サーキットの特性はかなり異なるが、モントリオールでも勢いを維持し、モナコと同じスピードを見せられることを願っている」

「現在、バトルは非常に接近しているので、わずかなパフォーマンスでも引き出すことが重要になるだろう」とオコンは付け加えた。

FP1ではドゥーハンがオコンと交代

トラックに戻ることを心待ちにしているものの、オコンはカナダグランプリの最初のフリー走行でシートをチームのリザーブドライバー、ジャック・ドゥーハンに譲らなければならないため、モントリオールでの週末をスタートするにはFP2まで待たなければならない。

アルピーヌがモントリオールでジャック・ドゥーハンを走らせることを決めたのは、上述のように、エステバン・オコンが2週間前のモナコでのピエール・ガスリーとの接触により、カナダグランプリで5グリッド降格のペナルティを科されたためで、これはオコンの週末がすでに危うくなっていることを意味している。

【関連記事】