ボウルズ、サインツがシートの第一候補だと明かす
ジェームス・ボウルズは、来年のチームで最後に残っているシートを埋めるためにウィリアムズのリストに残っているのは2人のドライバーだけだと述べ、カルロス・サインツを第一候補として明確に表明した。
先月、アレックス・アルボンが複数年契約を結んだことでウィリアムズでの数シーズンが確定したが、ローガン・サージェントの現在の契約が2024年末に終了するにもかかわらず、チームはまだ2025年シーズンの2番目のドライバーを発表していない。
来シーズン、ウィリアムズの2番目のシートを争うドライバーは何人いるのかと尋ねられたチーム代表のジェームス・ボウルズは次のように答えた。
「リストには2人のドライバーがいる。それは単純なことだ。そして、誰が最も重要で、リストのトップにいるかについて、私たちは非常にオープンに議論してきたと思う」とボウルズは述べた。
「しかし今は、このような状況下で合意に達するために何ができるかを見極めるときだ。カルロス(サインツ)は信じられないようなドライバーで、勝者のドライバーだ。去年、他の誰よりも自分の道を見つけることができたドライバーだ。(レッドブル以外で唯一レースに勝った)。しかし、彼がどこに行きたいかを選ぶのは彼次第だ」
「彼には1、2つの選択肢があると指摘されていて、我々はその2つのうちの1つだ。個人的には、我々は正しい選択肢だと思う。一緒になれば良い組み合わせになるだろう。しかし、もちろん、選択は彼次第だ」
現在ウィリアムズの2番手を務めるローガン・サージェントについて、ボウルズは、来年もシートを確保したいのであれば、レベルアップが必要だと認めた。
「彼が一歩前進したのは間違いない。実際、2年目のオスカー(ピアストリ、マクラーレンのドライバー)と非常によく似ている。これによって自信がつきはじめ、パフォーマンスも出てきているのがわかる」とボウルズはサージェントについて付け加えた。
「しばらくの間、同じ仕様のクルマを持っていなかったのも事実だ。その理由の一つは、これまでに蓄積されたダメージによるものだ。もう一つの理由は、アップグレードの導入を前倒ししたために、単純に両方のクルマに十分な量がなかったためだ」
「彼は、私が望んでいたように、このような状況下で個人として絶えず進化している。私が設定した目標に到達しているかどうか。それが大きな問題だ。このような状況下で彼のシートを守るためには、私たちは彼からもっと多くのものを必要としている」
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