バスール、サインツを称賛し敬意を払う
フェラーリのチーム代表であるフレデリック・バスールは、カルロス・サインツを称賛し「大いなる敬意」を持っていると述べた。サインツは、今シーズン2024年の終わりにチームを去らなければならないにもかかわらず、常に「プロフェッショナルな仕事をしてきた」からだ。
2021年からフェラーリのドライバーであるカルロス・サインツは、2024年シーズン開始前に、年末にチームを去り、ルイス・ハミルトンにシートを譲ることを告げられた。ハミルトンは2025年からシャルル・ルクレールのチームメイトになる。
フェラーリでの在籍期間中、サインツは2024年アゼルバイジャンGP前までに5回のポールポジションと3回の勝利を獲得。最近の勝利は今シーズンのオーストラリアグランプリだった。
モンツァで開催されたイタリアグランプリの週末に、フレデリック・バスールは、サインツがシーズン開始前から年末にチームを去らなければならないことを知っていたにもかかわらず、彼が今までに見せたプロフェッショナリズムを称賛した。
「カルロスと、彼が過去数年間、特に私と一緒にフェラーリで過ごした最近の2年間にチームのためにしてくれたことに大いなる敬意を持っている」とバスールは述べた。
「昨年彼が成し遂げたことをよく覚えている。特に問題があったときも、彼はチームを押し上げ、モンツァでポールポジション、シンガポールで勝利を獲得した。それはおそらくシャルル(ルクレール)にも少し反応を促し、彼は連続して何度もフロントローを獲得した」
「彼は明らかに昨年のチームの復活に貢献し、今シーズンも非常に良い仕事をしている。シーズン開始時の状況が簡単ではなかったことはよく分かっているが、彼は非常にプロフェッショナルだ」
「昨冬に話し合いをして、シーズンの最後のラップの最後のコーナーまで攻め続けることに合意してくれた。彼はそれを本当にうまくやっている」とバスールは付け加え、機会があれば将来的に再びサインツと「確実に」一緒に仕事をしたいと述べた。
「カルロスがチームにいることを本当に嬉しく思っており、彼との良い関係を維持したい」とバスールは最後に強調した。
なお、カルロス・サインツはアブダビでの今シーズン最終戦後にフェラーリを去り、新しいチームであるウィリアムズに加入する予定だ。
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