ピアストリ「自分に不利なチームオーダーは好きじゃない」
マクラーレンのオスカー・ピアストリは、自分に不利なチームオーダーを受けるのは好きではないと述べつつも、チームのためにそれを尊重すると断言した。ただし、条件を付けている。
このシーズン終盤、マクラーレンは長い間経験していなかった立場、つまり両タイトルを争う位置にいる。
コンストラクターズランキングではレッドブルに41ポイントのリードを持ち、手の届く範囲にあるように見えるが、ドライバーズランキングではランド・ノリスがマックス・フェルスタッペンに52ポイント差で追う複雑な状況だ。
2024年の残り6レースで、マクラーレンは非常に速い2人のドライバーを抱えながら、ドライバーズタイトルを獲得するチャンスがあるのは1人だけという難しい選択を迫られることになるだろう。
自分に不利なチームオーダーは好きではない
オスカー・ピアストリは、まさにマクラーレンでのチームオーダーについて語り、すぐにそれに直面する可能性があることを認めている。
チームメイトの方が「より現実的なチャンス」があることを認めつつ、チームから求められればランド・ノリスを助けると断言しているが、「白紙委任状ではない」と警告している。
「チームは両方のチャンピオンシップを獲得したいと考えている」とピアストリはAuto Motor und Sportのインタビューで述べた。「そのチャンスがあるなら、逃してはいけない」
「自分のことだけを考えるなら、自分に不利なチームオーダーは好きではない。どのドライバーもそれは好きではない。自尊心のために、トラック上で最速のドライバーであることを示したいんだ」
「それでも、最後のレースで求められればランドを助ける。彼の方がタイトルを獲得する現実的なチャンスがあるからね。でも、これは白紙委任状ではない。彼を通す意味がなければいけない」
「我々はコンストラクターズチャンピオンシップも獲得したい。ランドを助けるために自分のレースを犠牲にすることは、この目標には意味がない。ケースバイケースで決定する」
「バクーで、マクラーレンがどのようにこれを扱うかが示された。ランドが最初のピットストップ後にペレスを抑えていなければ、僕は勝てなかったかもしれない。彼は僕の勝利に一役買っている」
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